外海町 町名

外海町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 07:17 UTC 版)

町名

西出津

外海町時代は大字(神浦・黒崎)を冠称したを行政区域としていたが、2005年の長崎市への編入と同時に大字・郷を廃し町名設置を実施した。基本は旧来の郷の行政区を引き継ぎ、末尾の「郷」を「町」に置き換えそのまま町名とする。旧大字神浦の区域は一部を除き旧来の郷の名称に「神浦」を冠する。旧大字黒崎の区域では一部の郷が改称している[3]

1889年4月1日-1955年2月10日 1955年2月11日-2005年1月3日 2005年1月4日- 現在
自治体名 自治体名 大字・郷 自治体名 町名
神浦村 池島郷 外海町
(外海村)
大字神浦 池島郷 長崎市 池島町 池島町
口福郷 口福郷 神浦口福町 神浦口福町
上道徳郷 上道徳郷 神浦上道徳町 神浦上道徳町
下道徳郷 下道徳郷 神浦下道徳町 神浦下道徳町
江川郷 江川郷 神浦江川町 神浦江川町
丸尾郷 丸尾郷 神浦丸尾町 神浦丸尾町
北大中尾郷 北大中尾郷 神浦北大中尾町 神浦北大中尾町
上大中尾郷 上大中尾郷 神浦上大中尾町 神浦上大中尾町
下大中尾郷 下大中尾郷 神浦下大中尾町 神浦下大中尾町
扇山郷 扇山郷 神浦扇山町 神浦扇山町
夏井郷 夏井郷 神浦夏井町 神浦夏井町
向郷 向郷 神浦向町 神浦向町
上大野郷 上大野郷 上大野町 上大野町
下大野郷 下大野郷 下大野町 下大野町
黒崎村 赤首郷 大字黒崎 赤首郷 赤首町 赤首町
西出津郷 西出津郷 西出津町 西出津町
東出津郷 東出津郷 東出津町 東出津町
牧野郷 牧野郷 牧野町 新牧野町
上黒崎郷 上黒崎郷 上黒崎町 上黒崎町
下黒崎郷 下黒崎郷 下黒崎町 下黒崎町
永田郷 永田郷 永田町 永田町

現在の町名

外海

そとめ
地区
日本
都道府県 長崎県
市町村 長崎市
人口
(2018年2月末日)住民基本台帳
 • 合計 3,576人
等時帯 UTC+9 (JST)
ナンバープレート 長崎
神浦江川町(えがわ)
自治会: 江川、原、先浜、横町、地向
神浦地区の中心。海岸沿いを走る国道202号沿いに商店街や住宅が集中する。神浦中学校がある。神浦港があり池島とを結ぶ。
神浦扇山町(おうぎやま)
自治会: 扇山
山間部。神浦川上流で、神浦ダムがある。西海市大瀬戸町雪浦久良木郷にまたがり県民の森がある。県道57号が通り、琴海地区との間を結ぶ。
神浦上大中尾町(かみおおなかお)・神浦北大中尾町(きたおおなかお)・神浦下大中尾町(しもおおなかお)
自治会: 大中尾1〜3
県道57号に沿って神浦の中心部から扇山に向かって広がる山間部。自治会は大中尾1〜3となっているが、北・上・下それぞれの町名で明確に分けられているわけではない。
神浦口福町(くちぶく)
自治会: 口福
国道202号に沿って神浦地区最北の町。過疎の農業地区。
神浦上道徳町(かみどうとく)・神浦下道徳町(しもどうとく)
自治会: 道徳
それぞれ狭小地区で、2町あわせてひとつの道徳集落がある。農業地区。西部の海岸沿いを国道202号が通る。
神浦夏井町(なつい)
自治会: 夏井
農漁業地区。市役所外海行政センターがある。
神浦丸尾町(まるお)
自治会: 丸尾
農業地区。県道57号が通り、中心部と大中尾・扇山を結ぶ。
神浦向町(むかい)
自治会: (不明)
農業地区だが、西部には商店もある。国道202号が通り、神浦小学校がある。
池島町(いけしま)
自治会: 郷、公営住宅、港
旧神浦村ではあるが、離島である都合で、外海町時代から神浦・黒崎と並び、池島地区として独立して扱われることが多い。池島炭鉱としてかつて栄えた島で、最盛期には外海町の人口の過半数を占めた。閉山後の現在は凋落が激しい。詳細は池島 (長崎県)参照。
上大野町(かみおおの)・下大野町(しもおおの)
自治会: 上大野、下大野
神浦地区最南端で、黒崎地区に接する。農業地区。海沿いの崖上に国道202号が通る。下大野町に大野教会堂がある。大野集落は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産。
赤首町(あかくび)
自治会: 赤首
農業地区。国道202号沿いに住宅が集中する。
上黒崎町(かみくろさき)
自治会: 上黒崎
農業地区。お告げのマリア修道会黒崎修道院がある。
下黒崎町(しもくろさき)
自治会: 松本、迫、河内、高尾
農業地区。黒崎地区の中心。国道202号沿いに商店や黒崎東小学校、市役所外海行政センター黒崎事務所がある。
新牧野町(しんまきの)
自治会: 上里、下里
式見の牧野町と同名のため新をつけた。農業地区。
永田町(ながた)
自治会: 永田岡、永田浜
農業地区。国道202号沿いに住宅・耕地が多い。
西出津町(にししつ)
自治会: 畑杭、里道、小田平、下出津
農業地区。外海町はキリシタンの町として知られ、当町の国道202号沿いに関連の施設があり、観光地としての一面を持つ。県施設ド・ロ神父遺跡、出津教会堂、ド・ロ神父記念館がある。これらの施設群を出津文化村と呼ぶ。また、出津小学校もある。地内の小田平集落は、世界遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成資産として知られる。
東出津町(ひがししつ)
自治会: 高平
農業地区。国道202号沿いに商店や黒崎中学校や道の駅夕陽が丘そとめがある。また、道の駅は遠藤周作文学館を併設する。

  1. ^ 2017年10月1日に外海行政センターから改称。
  2. ^ 角川日本地名大辞典 42 長崎県「外海①」「外海」「内海」
  3. ^ 長崎市との合併に伴うお知らせ 外海町版 (PDF) 長崎地域合併協議会(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)
    ※8頁「合併後の住所表示について」参照。


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