声楽 声楽の概要

声楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/12 02:17 UTC 版)

概要

人間の声によって人生の哀歓や悲壮美・崇高美などを聴衆に感じさせる音楽分野である[1]。本来的には西洋音楽の用語であり、器楽に対して人間の声による音楽を指す[2]

西洋音楽における声楽

歌曲合唱曲オペラカンタータなど人間の声による音楽[2]であり、しばしば楽器伴奏が加わる。声楽を専攻し、生業としている音楽家声楽家と呼ぶが、この用語は主にクラシック音楽歌手を指して用いられる。

なお、人声があってもベートーヴェン第9交響曲「合唱付き」グスタフ・マーラー交響曲のように、関心が器楽的演奏に向けられている場合は声楽曲とはよばない[3]

声種

声の音域による区別を声種という。

声の性格

  • ソプラノ
    • コロラトゥーラ・ソプラノ
    • ソプラノ・レッジェーロ:軽やかなソプラノ(レッジェーロleggieroはイタリア語で「軽い」の意)。
    • ソプラノ・リリコ・レッジェーロ:リリック・ソプラノの中でも軽めのソプラノ。
    • ソプラノ・リリコ(リリック・ソプラノ):抒情的なソプラノの意。
    • リリコ・スピント:リリコよりも更に重い役を歌うソプラノを指す。
    • ソプラノ・ドラマティコ(ドラマティック・ソプラノ):最も重いソプラノの声種。メゾ・ソプラノの役もカバーしている歌手もいる。
  • テノール
    • テノーレ・レッジェーロ
    • テノーレ・リリコ・レッジェーロ
    • テノーレ・リリコ(リリック・テノール)
    • テノーレ・リリコ・スピント
    • テノーレ・ドラマティコ(ドラマティック・テノール)

声楽の種類

伝統的な日本音楽における声楽

声楽は、伝統的な日本音楽(邦楽)において、その大部分を占めている[4]。日本音楽における声楽は、「歌いもの」と「語りもの」に大きく分けられる[4]

「歌いもの」は、旋律やリズムなど、その音楽的要素が重視される楽曲であるのに対し、「語りもの」は詞章が何らかの物語性をもつ楽曲であり、語られる内容表現に重点が置かれる音楽である[4]

脚注

注釈

参照

参考文献

関連項目


[ヘルプ]
  1. ^ a b 『新明解国語辞典』(2010)
  2. ^ a b 『旺文社国語辞典』(1965)
  3. ^ 石多 (2004)
  4. ^ a b c 薦田 (1990) p.116


「声楽」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「声楽」の関連用語

声楽のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



声楽のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの声楽 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS