塩崎駅 歴史

塩崎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 23:46 UTC 版)

歴史

駅構造

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している甲府駅管理の業務委託駅[4]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。ホームは築堤の上に置かれ、駅舎などから見ると高い位置にある。二つのホームは跨線橋や構内踏切では繋がっておらず、連絡は一旦駅を出てから線路をくぐる公道に寄る。

かつては上りホームには駅舎は設置されていなかった。業務委託駅になった後、公道から階段を上った所に券売機が1台設置された券売機小屋が設置された。一時期上りの券売機が2台設置されていたことがあった。

開業当時の駅舎が下りホーム側にあり、無人駅化後に解体されたが、国鉄末期に旧駅舎跡地にコンビニエンスストア「ジェイショップ塩崎」が開業し、同時に業務委託駅となった。

その後、山梨県甲斐市とJR東日本は協働で新駅舎を建設し、2014年(平成26年)10月8日に使用を開始した[7][8]。ホームと駅前広場の高低差を解消すべくスロープを新設した他、ホーム嵩上げにより車両とホームの段差を解消するなど、バリアフリーに配慮した駅舎となっている。駅舎外観は南北それぞれの周辺環境に配慮し、南口駅舎は曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ、北口駅舎は柱とひさしを強調した日本的なイメージと、それぞれ異なる雰囲気に仕上げている[7]

発車メロディ五感工房製の曲を使用している。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 中央本線 下り 小淵沢松本方面
2 上り 甲府大月高尾方面

(出典:JR東日本:駅構内図

※現地の案内標では「中央本線」ではなく「中央線」と表記されているが、あくまで略称としての意味である。

利用状況

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員974人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,037 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,004 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 994 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,002 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,002 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,003 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,022 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,017 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,025 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,097 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,120 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,119 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,114 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,123 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,103 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,111 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,112 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,120 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,056 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 1,036 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 815 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 907 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 974 [利用客数 1]

記事本文

  1. ^ a b 中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。 オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200323070544/https://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20200323/20200323_info001.pdf2020年3月23日閲覧 
  2. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、19頁。 
  3. ^ a b c 「日本国有鉄道公示第349号」『官報』1951年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年9月14日閲覧
  5. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。 
  6. ^ a b 首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。 オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190709202725/https://www.jreast.co.jp/press/2004_1/20040807.pdf2020年3月25日閲覧 
  7. ^ a b c 中央線 塩崎駅が生まれ変わりました』(PDF)(プレスリリース)甲斐市/東日本旅客鉄道八王子支社、2014年10月7日。 オリジナルの2016年4月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160427091043/http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20141007/20141007_info.pdf2020年3月24日閲覧 
  8. ^ a b “「地域のシンボルに」 塩崎駅の新駅舎完成”. 朝日新聞(朝日新聞社).(2014年10月9日)

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月19日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月3日閲覧。


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