国道407号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 01:31 UTC 版)
概要
埼玉県のほぼ中央部を南北に縦貫し、関東平野の西端を走っている事もあり、国道129号や国道16号と組み合わせ、神奈川県西部や多摩地域から埼玉県西部、群馬県方面に向かうルートとして利用されている。かつては混雑の激しい路線であったが、バイパス整備や並行する首都圏中央連絡自動車道の整備も進んでいる。地域によっては八王子街道、日光街道などとも呼ばれている。また、起点である栃木県足利市から群馬県境までは約200 m程度しかないため、栃木県内の国道としては距離が一番短い。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:足利市(国道50号交点)
- 終点:入間市(国道16号交点、国道299号・国道463号終点)
- 重要な経過地:太田市、熊谷市、東松山市、坂戸市、鶴ケ島市、日高市、狭山市(根岸)
- 総延長 : 61.1 km(栃木県 0.1 km、群馬県 10.8 km、埼玉県 50.2 km)重用延長を含む。[2][注釈 2]
- 重用延長 : 3.6 km(栃木県 - km、群馬県 0.1 km、埼玉県 3.5 km)[2][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 2]
- 実延長 : 57.5 km(栃木県 0.1 km、群馬県 10.7 km、埼玉県 46.7 km)[2][注釈 2]
- 指定区間:国道17号と重複する区間(埼玉県熊谷市・熊谷警察署前交差点 - 本石二丁目交差点)[3]
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
- ^ 国道122号が太田バイパスへ切り替えられたため、現在は国道407号単独化している。太田熊谷線の旧道は熊谷市街で旧熊谷入間線と直結していたが、熊谷市街の外れで終点となる妻沼バイパスを国道407号に制定したため、国道17号と重複して熊谷市街へ戻るルートが採用された。
- ^ 太田熊谷線は主要地方道から一般県道に降格。
- ^ 道路構造は変わらないので、熊谷方面から当該分岐部を直進してしまうと川越方面へつながってしまうかたちとなる。
- ^ 市西端部をわずかにかすめる程度で通過するため、前後のカントリーサインはそれぞれ「日高市」「鶴ヶ島市」となっている。
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
- ^ 埼玉県報 定期 第299号 (令和 4年 4月 1日発行) 埼玉県東松山県土整備事務所長告示第3号 一般国道407号の区域の変更
- ^ 埼玉県報 定期 第299号 (令和 4年 4月 1日発行) 埼玉県東松山県土整備事務所長告示第4号 県道東松山鴻巣線の区域の変更
固有名詞の分類
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