又市征治
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不祥事
週刊新潮による愛人密会報道
2007年6月21日に発売された「週刊新潮(6月28日号)」において、「利用は、議員及び議員と同居する家族などに限る」との入居基準[32]がある議員宿舎を又市が女性との密会に用いたとの記事{{要出典}}に対し、事実無根であるとして発行元の新潮社を相手取って3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした{{要出典}}。なお、これに先立つ同月19日、同地裁に雑誌の出版差止めの仮処分を申し立てた{{要出典}}ものの却下されていた{{要出典}}。
この件に対し、社民党も「改憲策動に立ちふさがる社民党と又市幹事長をなりふりかまわず中傷しようとする、『週刊新潮』の卑劣なやり方に強く抗議するとともに、新潮社が記事を撤回し謝罪するまで、徹底的に闘う所存である」とする党声明を発表し、又市を全面支援して裁判を戦うことを宣言した[33]。
しかし、自ら提訴していたにもかかわらず、提訴と前後して新潮社側と示談を画策、調整が不調に終わると進退極まってしまい2008年6月30日に訴訟放棄を行った。このことで、自ら提訴した裁判での事実上の敗訴を宣言すると共に記事の内容を認める結果となった{{要出典}}。
前述の通り、同問題について、挙党体制で徹底的に闘うとしていた社民党の福島瑞穂党首も、この様な結果になった経緯について、「取材に応じることはできません」などと取材を拒否し、説明責任を放棄した{{要出典}}。
参議院本会議における副議長選挙二重投票問題
2013年8月2日、参議院本会議の副議長選挙にて、二重投票で投票数が合わなくなったことによる再選挙を行うことになった。同日、自民党は、二重投票を認めた又市と無所属の糸数慶子の2人に対する懲罰動議を提出した[34][35]が、自民党以外の各会派は「意図的ではない」として、本会議への動議の提出に難色を示した[36]。最終的には国会最終日の8月7日、議長による口頭注意で決着した[37]。
- ^ 週刊新潮(2007年6月28日号)
- ^ “<社民党>福島党首が辞任表明 衆院選と参院選敗北で引責”. 毎日新聞. (2013年7月25日). オリジナルの2013年7月25日時点におけるアーカイブ。 2013年7月25日閲覧。
- ^ https://www.sankei.com/article/20190217-ENELX3C36JKYDK736ECNSME6UM/
- ^ https://www.sankei.com/article/20190507-YKSOVCN4PFKUBA3NGLGZATJVQE/
- ^ “又市氏、立候補に含み 社民党首選”. 朝日新聞. (2020年2月7日) 2021年2月22日閲覧。
- ^ “又市氏が議員引退 参院選不出馬 党首は続投|北日本新聞ウェブ[webun ウェブン]”. webun. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “社民、立民と合流協議継続を確認 党大会で”. 日本経済新聞. (2020年2月23日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ mataichiseijiのツイート(1356388809840070657)
- ^ “又市前社民党首インタビュー 合流で足らざるところ埋める 命と暮らし最優先”. 北日本新聞社. (2021年3月19日) 2022年3月19日閲覧。
- ^ 社会民主主義フォーラム全国通信No.4(2021.3.3)
- ^ 又市征治社民党前党首が死去 79歳 - 日テレニュース24 2023年9月18日
- ^ “社民党の又市前党首が死去”. 共同通信 (2023年9月18日). 2023年9月18日閲覧。
- ^ 自宅療養中に容態悪化…社民党の又市征治前党首が死去 79歳 2001年の参院選で初当選し3期務める - FNNプライムオンライン 2023年9月18日
- ^ 社民党元党首の又市氏に最後の別れ 富山で葬儀、500人参列 – 北日本新聞 2023年9月21日
- ^ 社民党の前党首 又市征治氏 お別れの会 – NHKニュース 2023年12月16日
- ^ “米大統領宛に集団的自衛権行使容認「不支持」を要請 蓮舫氏ら”. 産経新聞. (2014年4月21日)
- ^ 又市征治 (2019年4月1日). “新元号の発表について(コメント)”. 社会民主党. 2019年4月1日閲覧。
- ^ 第169回国会法務委員会請願3565号
- ^ mネット、2004年2月 国会議員への民法改正に関するアンケート
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- ^ “火のないところに煙?”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2016年11月16日) 2019年5月7日閲覧。
- ^ a b “受動喫煙対策、永田町で火花 愛煙家議員、規制に猛反発”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2017年2月16日) 2019年5月7日閲覧。
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- ^ 『朝鮮学校差別問題で院内集会/国会議員など日本人士も参加、180余人 〝許さない!子どもたちへの差別〟』(朝鮮新報)
- ^ “朝鮮学校の無償化要求集会に社民党・又市副党首が出席”. MSN産経ニュース. (2010年3月12日). オリジナルの201-03-17時点におけるアーカイブ。
- ^ 「高校無償化」社民党の又市副党首ら 東京中高を視察(朝鮮新報 2010.3.5)
- ^ 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会(2009年3月7日時点のアーカイブ)
- ^ “又市社民幹事長、胃がん公表 政審会長が職務代行”. 共同通信. (2015年10月8日)
- ^ 参議院会議録情報 第164回国会 決算委員会 第7号
- ^ 参議院会議録情報 第183回国会 決算委員会 第1号、又市征治:「私は、これまで五十回余りこの特別会計の改革について取り上げてまいりました。それもあってか、二〇〇六年度から今日まで、特別会計の剰余金から一般会計に約三十五兆円余りが繰り入れられてまいりました。」
- ^ “「何度も何度も何度も…アホウ太郎だ」社民・又市氏”. 朝日新聞. (2019年2月5日)
- ^ “国家公安委員“チュー”中井氏「私は独身だ」逆ギレ”. ZAKZAK. (2010年3月25日). オリジナルの2010年3月27日時点におけるアーカイブ。 2015年10月11日閲覧。
- ^ 社民党OfficialWeb┃声明・談話 | 「週刊新潮」の記事に対する党見解 2007年6月21日
- ^ “又市・糸数氏に懲罰動議 自民、副議長選の誤投票で”. 日本経済新聞. (2013年8月3日)
- ^ “又市氏らが二重投票、故意は否定 参院副議長選挙”. 産経新聞. (2013年8月2日) 2015年10月11日閲覧。
- ^ “二重投票への懲罰動議 結論持ち越し 自民以外は難色”. MSN産経ニュース. (2013年8月5日). オリジナルの2013-0806時点におけるアーカイブ。 2015年10月11日閲覧。
- ^ “副議長選における再投票に至った経過等について”. 社民党 参議院議員 又市征治. (2013年8月8日)
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