南太平洋 (ミュージカル)
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映画
南太平洋 | |
---|---|
South Pacific | |
監督 | ジョシュア・ローガン |
脚本 | ポール・オズボーン |
製作 | バディ・アドラー |
製作総指揮 | ジョージ・P・スコーラス(ノンクレジット) |
出演者 |
ミッツィー・ゲイナー ロッサノ・ブラッツィ ジョン・カー |
音楽 |
リチャード・ロジャース(原曲) アルフレッド・ニューマン(音楽監督) |
撮影 | レオン・シャムロイ |
編集 | ロバート・L・シンプソン |
製作会社 | マグナ・コーポレーション |
配給 | マグナ・シアター・コーポレーション/20世紀フォックス |
公開 |
1958年3月19日 1959年11月10日 |
上映時間 |
171分(70ミリ上映版) 157分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 約6,000,000ドル |
興行収入 |
36,800,000ドル(北米興収) 17,000,000ドル(北米配収) |
1958年に映画化された。ブロードウェイ版の監督であるジョシュア・ローガンが映画版でもそのまま監督をし、出演はミッツィー・ゲイナー、ロッサノ・ブラッツィ、ジョン・カーなど。2時間51分の上映時間で完成し、先行上映の後、2時間38分に再編集されて公開された。
当時は珍しかった2か月に及ぶ大規模なロケーション撮影が、ハワイのカウアイ島で敢行されて話題になった。しかし、歌のシーンでせっかくの美しい風景に(舞台の照明切替を意識した)様々な色のカラー・フィルターをかけてしまうという演出があったため、批評家の意見は賛否が分かれ、アカデミー作品賞でも『恋の手ほどき』(Gigi) に大きく差をつけられる結果になった。
ただし、映画公開に先行して発売されたサウンドトラックが人気を牽引する形となり、興行的には国内外で大成功をおさめ、1950年代を代表する人気映画の一つとなった(映画の製作費500万ドルに対し、全米配給収入だけで1850万ドルを稼ぎ出している)。
日本では、『オクラホマ!』などとともに70mmフィルムで撮影、公開されるさきがけの映画にもなった。このため南太平洋の70mm版フィルムに対応するために、場内設備を改装した映画館もある[6]。
登場人物
- エミール・デ・ベック
- 演 - ロッサノ・ブラッツィ(歌唱吹替 - ジョルジョ・トッツィ)
- フランス出身の裕福な農園主。
- ネリー・フォーブッシュ
- 演 - ミッツィー・ゲイナー
- 海軍看護婦。
- ジョセフ・ケーブル
- 演 - ジョン・カー(歌唱吹替 - ビル・リー)
- 海兵隊中尉。
- ルーサー・ビリス
- 演 - レイ・ウォルストン
- 兵士。洗濯屋兼よろず屋。
- メリー
- 演 - ファニタ・ホール(歌唱吹替 - ミュリエル・スミス)
- 土産物屋。
- リアット
- 演 - フランス・ニュイエン
- メリーの娘。
- ジョージ・ブラケット
- 演 - ラス・ブラウン
- 米軍大佐。島の司令官。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
TBS版 | ||
エミール・デ・ベック | ロッサノ・ブラッツィ | 広川太一郎 |
ネリー・フォーブッシュ | ミッツィー・ゲイナー | 武藤礼子 |
ジョセフ・ケーブル | ジョン・カー | 井上真樹夫 |
ルーサー・ビリス | レイ・ウォルストン | 加茂嘉久 |
メリー | ファニタ・ホール | 川路夏子 |
リアット | フランス・ニュイエン | 岡本茉利 |
ジョージ・ブラケット | ラス・ブラウン | 矢田稔 |
ビル・ハービソン | フロイド・シモンズ | 西山連 |
不明 その他 |
立壁和也 清野みな 鈴木れい子 飯田有穂 | |
演出 | 佐藤敏夫 | |
翻訳 | 九鮎子 | |
効果 | TFC | |
調整 | 山下欽也 | |
制作 | 東北新社 | |
解説 | 荻昌弘 | |
初回放送 | 1973年3月26日 『月曜ロードショー』[7] |
※ソフト未収録
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