南原清隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 06:30 UTC 版)
略歴
高松市立下笠居小学校、高松市立下笠居中学校、高松第一高等学校、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の演劇科9期卒。1984年、同級生だった内村光良と漫才の授業をきっかけにコンビを結成し[2][3]、卒業後の1985年にマセキ芸能社に所属。
バラエティ番組への出演のほか、スポーツキャスター、記者としても活躍。朝日新聞特別特派員を皮切りに記者活動もしており、2004年にはテレビ朝日アテネ五輪特別記者も担当、東京運動記者クラブにも入会している[4]。
1993年に結婚。ジャドーズの「I Love You 〜 あなたは宝物 〜」は南原へのウェディングソングとして捧げられた。相方の内村は挙式の2日前、番組収録中に事故に遭い、欠席している。2005年3月22日に男児が誕生した。
2003年・2004年・2006年・2010年開催の『M-1グランプリ』では、決勝戦審査員を務めた。
2003年から落語、2006年からは狂言と古典芸能に挑戦し、活動の幅を広げている。
2011年3月から日本テレビ系列の番組『ヒルナンデス!』の総合司会を担当。南原にとっては自身初の帯番組となり、日テレ平日昼の顔となった。
人物
あまり滑舌が良くなく、仲間内から「カミカミ星人」と揶揄されることが多い[5]。
出演した番組で様々な企画に挑戦。歌手ユニットのプロデューサーとし「McKee」、歌手ユニットの一員として、「ブラックビスケッツ(黑色餅乾 Heisebinggan)」(1997年1月 - 1999年)、「南々見組」(1999年 - 2000年)、「ブランニュービスケッツ」(2000年)、「メモリーキャッツ」(2001年)、「はっぱ隊」(2001年)の一員としてCDを発売
高校時代は落語研究会に所属していた(当時の芸名は「想呂家はなぢ」「朝起亭はなぢ」)こともあり、落語に造詣が深い。「なんばらくご」と称し独演会を行った経験も持つ。『ざこば・鶴瓶らくごのご』(朝日放送)の特別番組で「時うどん」を、大銀座落語祭では「芝浜」を披露した。また2006年には現代狂言を旗揚げするなど、活動の幅を広げている。
芸能界屈指のプロレスファンで、格闘技バラエティ『リングの魂』で司会を務め、『全日本プロレス中継』にも数度ゲスト出演した。また、クイズ番組『カルトQ』のプロレスの回に回答者として出演している。
2000年の日米野球の始球式で、リッキー・ヘンダーソンの左脚にボールを当ててしまい、翌日のスポーツ新聞に「南原ヒヤリ“死球式”」と見出しを付けられた[6]。
郷土愛があり、『四国新聞』ではコラムを連載していた。
子供の頃、カニの集団が車に轢かれていく様を見て以来、カニが苦手[7]。しかし頬骨の出張った顔がカニに似ていると言われ、大河ドラマ『義経』の伊勢三郎役でも「カニ」のあだ名が付いている。
ヒロミとは生年月日がまったく同じであり、出川哲朗も誕生日が同じである[8]。また、南原と父とヒロミの父は職業が大工という共通点もある[9]。
時折モノマネを披露し、沖田浩之、おすぎ、片桐はいり、加山雄三、近藤真彦、Chage、トニータナカ、パク・ジニョン、広瀬香美、三ツ木清隆などをレパートリーに持つ。自身の番組で『101回目のプロポーズ』のパロディドラマを演じた際に浅野温子のモノマネを披露した。特にマッチについては学生時代からのファンだった。
タモリは時々、『秘密戦隊ゴレンジャー』のエンディングの「バンバラバンバンバン」に引っ掛けて「ナンバラバンバンバン」と茶化した呼び方をする(『笑っていいとも!』レギュラー出演時のコーナーに由来)。
桑田佳祐とは、ご近所付き合いしている関係から長男が誕生した時には、原由子が出産祝いで子供服を届けに来たりしている。
現在の出演作品
- 以下は南原単独出演のもの。コンビとしての出演作品は「ウッチャンナンチャン#出演」の項を参照。
テレビ
- レギュラー
- GET SPORTS(1998年4月 - 、テレビ朝日系列) - 司会
- ヒルナンデス!(2011年3月 - 、日本テレビ系列) - 冠番組[10]・総合司会
- ネタパレ (2017年4月14日 - 、フジテレビ系列) - 司会
- 不定期放送
- もっと四国音楽祭 [1](NHK松山放送局) - 司会
- 全日本歌唱力選手権 歌唱王 (2019年 - 、日本テレビ系列) - 審査委員長(-2018まではコンビ出演)
ラジオ
- 不定期放送
南原清隆のドリームスタジアム [2](2021年12月30日、2022年5月2日、2022年8月11日、2022年11月23日、NHKラジオ第1) - パーソナリティ
- ^ “南原清隆の画像・写真・ニュース記事一覧”. モデルプレス. 2021年1月24日閲覧。
- ^ 太田省一『すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった』筑摩書房、2021年、108頁。ISBN 978-4-480-07413-3。
- ^ 戸部田誠『コントに捧げた内村光良の怒り』コアマガジン、2015年、18-20頁。ISBN 978-4-86436-794-3。
- ^ 南原、11年分「記者」語る…「GET SPORTS」500回 スポーツ報知 2009年4月1日閲覧(Internet Archive)
- ^ なかにし礼「花咲く大地に接吻を 第14回 南原清隆と現代狂言Ⅶ」『サンデー毎日』2013年3月10日、52-53頁。
- ^ “西武・メッツオープン戦 メッツ15安打8点、ヘンダーソン猛打賞”. スポーツ報知: p. 4. (2000年3月28日)
- ^ 日本テレビ放送網株式会社. “ウンナン南原、鶴瓶のツッコミに全力否定!「うちはまだやってるよ!(笑)」”. 日本テレビ. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “スター誕生日”. スポーツ報知: p. 13. (2004年2月12日)
- ^ 南原清隆、ヒロミとの2ショット披露し“意外な共通点”明かす「へええええ!」「胸熱!」「なんとなくお顔も似ています」
- ^ 南原清隆の"南(ナン)"とヒルナンデスの"ナン"が掛かっている
固有名詞の分類
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