出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 17:44 UTC 版)
オルフェノク
劇場版のみ・先行登場
- ライオンとエラスモテリウム以外の一般市民やスマートブレイン社員が変化したオルフェノクは、共通の身体に、同様のベース形状の頭部といくつかの胸パーツで各個体を表現し、デザインの強弱を部分的な差異で付けている[24][34]。頭部のデザインは、過去のストックからシルエットに特徴のあるものとオーソドックスなものがピックアップされている[34]。
諸元
バタフライオルフェノク
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身長 |
2 m2 cm
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体重 |
113 kg
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- バタフライオルフェノク
- チョウの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社の女性社員が変化する。スマートブレイン社本社に潜入した解放軍兵士に人質に取られるが、オルフェノク態となって兵士の一人を殺害するが、カイザのグランインパクトに倒される。
- その他の登場作品
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- 『仮面ライダーディケイド』
- テレビシリーズと劇場版『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場。テレビシリーズでは、スマートブレインハイスクールに通えなかった女子生徒が変身。劇場版では、大ショッカーの一員として登場。
諸元
ワイルドボアオルフェノク
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身長 |
2 m12 cm
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体重 |
128 kg
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- ワイルドボアオルフェノク
- イノシシの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社の男性社員が変化する。スマートブレイン本社に潜入した解放軍兵士を逆襲する。その後、木場たちを独断で抹殺しようとしたため村上の怒りを買い、サイガによって粛正された。
- その他の登場作品
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- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 大ショッカーの一員として登場。
諸元
ペリカンオルフェノク
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身長 |
2 m14 cm
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体重 |
123 kg
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- ペリカンオルフェノク
- ペリカンの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社の男性社員が変化する。スマートブレイン本社に潜入した解放軍兵士を逆襲する。その後、木場たちを独断で抹殺しようとしたため村上の怒りを買い、サイガによって粛正された。
- その他の登場作品
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- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 大ショッカーの一員として登場。
諸元
スラッグオルフェノク
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身長 |
2 m17 cm
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体重 |
125 kg
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- スラッグオルフェノク
- ナメクジの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社の男性社員が変化する。スマートブレイン本社に潜入した解放軍兵士を逆襲する。その後、木場たちを独断で抹殺しようとしたため村上の怒りを買い、サイガによって粛正され、人間態に戻った後に首の骨を折られた。
- デザインはスネイルオルフェノクの流用のため、デザインは起こされていない[34]。ボディは後にスロースオルフェノクに流用された[34]。
- その他の登場作品
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- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 大ショッカーの一員として登場。
諸元
ジラフオルフェノク
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身長 |
2 m16 cm
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体重 |
124 kg
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- ジラフオルフェノク
- キリンの特質を備えたオルフェノク。カフェのアベックの女性客が変化する。友人のロングホーンオルフェノクの人間態とスマートブレイン社社屋前の広場のカフェテラスでデート中に食事していたところ、逃走中の解放軍兵士がよろけてぶつかってテーブルがひっくり返ったことで飲んでいたコーヒーがこぼれたため怒ってロングホーンと共に彼を襲う。使徒再生は口から触手を伸ばして行う。ディレクターズカット版ではカイザに倒されている。
- その他の登場作品
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- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 大ショッカーの一員として登場。
諸元
ロングホーンオルフェノク
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身長 |
2 m11 cm
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体重 |
130 kg
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- ロングホーンオルフェノク
- カミキリムシの特質を備えたオルフェノク。カフェのアベックの男性客が変化する。ディレクターズカット版ではカイザに倒されている。
諸元
ライオンオルフェノク
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身長 |
2 m14 cm
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体重 |
137 kg
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- ライオンオルフェノク
- ライオンの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社SWAT部隊隊長が変化する。胸の顔から出す光の膜で防御することが可能。ライオトルーパーの変身が真理のバズーカ砲弾によって解除された後に、オルフェノク態に変化して部下の乗るジャイロアタッカーの台座に立って追撃する。その後、再び人間居住区を襲うも啓太郎が変身したカイザのゴルドスマッシュに倒された。作中では未使用だが、テレビマガジンなどの雑誌では長槍を持ったグラビア写真も存在する。胸のライオンの頭の口から3,000℃の高熱火炎を吐き出すことができるがこちらも未使用。
- ワンカット目でも判別できるよう、顔は人間に近い構成となっている[34]。フィン状のモミアゲのようなものとなっているが、獅子の頭のような長いたてがみは頭にはなかったという[34]。ライオンのため獅子面を胸に置き、それ以外はアフリカの戦士というイメージでまとめている[34]。スーツは後にコーラルオルフェノクに改造された[34]。
- その他の登場作品
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- 小説『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER 555 EDITION -ロスト・ワールド-』
- レオの正体であると作中で解説されている。
諸元
モールオルフェノク
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身長 |
2 m8 cm
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体重 |
121 kg
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- モールオルフェノク
- モグラの特質を備えたオルフェノク。ライオトルーパー部隊員が変化する。劇中では変身解除と共に1秒しか映らなかった。
諸元
ムースオルフェノク
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身長 |
2 m15 cm
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体重 |
130 kg
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- ムースオルフェノク
- ヘラジカの特質を備えたオルフェノク。スマートブレイン社社員が変化する。こちらもわずか1秒のみの登場。
- またテレビシリーズ26話では仮面ライダーデルタに変身した徳本恭輔が倒したオルフェノクとして登場しているが、一瞬しか映らない上に映像加工によってぼやけてしまっている。
諸元
ホースオルフェノク激情態
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身長 |
2 m20 cm
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体重 |
147 kg
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激情疾走態
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ジャンプ力 |
ひと跳び70 m
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走力 |
350 km/h
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- ホースオルフェノク(激情態、激情疾走態)
- ウマの特質を備えたオルフェノク。木場勇治が変化する。激情態はテレビシリーズ最終回にも登場し、ファイズ・ブラスターフォームと互角に戦った。
諸元
クレインオルフェノク激情態
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身長 |
2 m8 cm
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体重 |
117 kg
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激情飛翔態
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体重 |
117 kg
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飛行速度 |
530 km/h
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- クレインオルフェノク(激情態、激情飛翔態)
- ツルの特質を備えたオルフェノク。長田結花が変化する。毒矢を武器として用いる。
- 激情飛翔態の鳥脚と翼への変化は、飛翔態のデザインとして考えられていたものである[34]。
諸元
エラスモテリウムオルフェノク激情態
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全高 |
7 m70 cm
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全長 |
15 m75 cm
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体重 |
14 t
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- エラスモテリウムオルフェノク激情態
- エラスモテリウムの特質を備えたオルフェノク。人間的な判断力や感情、理性を完全に失うことで巨大な獣化形態を恒常的に維持しており、スマートブレイン社の闘犬のような存在。テレビシリーズや本作品も含めた全オルフェノクの中で最大、最重量のサイズを誇り、巨大な角ビーストホーンと両肩部の角バスターダブルホーン、鼻孔から発射する毒針が武器。また、オートバジンバトルモードを踏み砕き、ホースオルフェノクも踏みつけることで失神させた。人間解放軍への見せしめに真理の処刑に使われたが、乱入した巧=ファイズや人間の心を取り戻した木場=オーガに阻止され、オーガストランザーで吹き飛ばされたところにファイズブラスターフォームのフォトンバスターを受け外殻が剥がれ落ちて絶命する。
- 小説版ではスマートブレイン社のOLたちが変身した複数個体が登場。
- 人が変化したオルフェノクのため、怪獣ではなく、能力を暴走させて身体の一部が超肥大化したという解釈となっているため、人には戻れないエクスキューズが加えられた[34]。巨大なツノをつけて特徴的なシルエットにしたため、エラスモテリウムがモチーフとなり、自我を失った人間態の姿をツノの一部に埋め込んでいる[34]。四つ足ではあるが、人間の骨格の構成となっている[34]。頭と手足に動く箇所としてチェーン状のものを側面に垂れ下げている[34]。
諸元
ウルフオルフェノク疾走態
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身長 |
2 m9 cm
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体重 |
128 kg
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走力 |
300 km/h
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- ウルフオルフェノク(疾走態)
- オオカミの特質を備えたオルフェノク。乾巧が変化する。
テレビシリーズ登場済
スネークオルフェノク以外は、テレビシリーズと異なりスマートブレイン社員が変化。
- エレファントオルフェノク
- オウルオルフェノク
- スネークオルフェノク
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