共同印刷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/12 15:51 UTC 版)
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | TOMOWEL |
本社所在地 |
日本 〒112-8501 東京都文京区小石川4丁目14番12号 |
設立 | 1925年12月26日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 8010001002136 |
事業内容 | 出版印刷、商業印刷、カード、データプリント、BPO、パッケージ、チューブ、産業資材、企画・制作、デジタル関連サービス ほか |
代表者 | 代表取締役社長 藤森康彰 |
資本金 | 45億1千万円[1] |
発行済株式総数 | 9,020,000株[1] |
売上高 |
単体 807億36百万円 連結 910億31百万円 (2021年3月期)[1] |
純資産 |
単体 551億00百万円 連結 629億44百万円 (2021年3月)[1] |
総資産 |
単体 1,229億30百万円 連結 1,290億77百万円 (2021年3月)[1] |
従業員数 |
単体 1,821名、連結 3,229名 (2021年3月)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(退職給付信託口・DIC口) 10.24% 東京インキ 7.00% (2021年3月)[1] |
主要子会社 | 株式会社コスモグラフィック 100%[1] |
関係する人物 | 大橋光吉(創業者) |
外部リンク | https://www.kyodoprinting.co.jp/ |
企業概要
1897年(明治30年)、博文館主の大橋佐平が自社の書籍・雑誌を印刷するために創設した博文館印刷工場が前身。1925年(大正14年)、美術印刷中心の精美堂との合併により共同印刷株式会社となった。
出版印刷・商業印刷を主軸に、紙器やチューブなどのパッケージ、ビジネスフォーム、ICカードなども手掛けている、従来から総合印刷業としては1位大日本印刷、2位凸版印刷に次ぐ第3位と長らく言われていたが、現在はトッパン・フォームズ、NISSHAに次いで業界5位。近年は、デジタルコンテンツの制作や、データプリントサービスを核にしたBPO業務、医薬・産業資材など、印刷技術を応用して新しい製品・サービスを生み出し、各種分野に進出している。
かつては労働運動も盛んで、徳永直『太陽のない街』のモデルとなったことでも有名。また『週刊少年ジャンプ』(集英社)など多くの漫画雑誌の印刷を手がけており、その関係から2003年にはコミック向け電子組版システムとして『ComicPacker』を自社開発している[3]。
主な事業部門と製品
- 出版商印部門 - 雑誌、書籍、コミックス、辞典、電子書籍、カタログ、パンフレット、POP、ノベルティ、撮影・映像制作、デジタルコンテンツ、各種プロモーション企画
- ビジネスメディア部門 - データプリントサービス、BPOサービス、通帳、各種カード、抽せん券、乗車券、各種帳票、デジタルソリューション
- 生活・産業資材部門 - 各種パッケージ、ラベル、チューブ、機能性材料、建材用品、包装システム
インターネットコンテンツ事業
- ソク読み(リンク先 https://sokuyomi.jp/ )- デジタルカタパルトが運営する、電子コミックの販売サイト。現在50以上の出版社をはじめとするコンテンツホルダーが作品を提供している。
- ^ a b c d e f g h “有価証券報告書 ‐ 第141期(令和2年4月1日 ‐ 令和3年3月31日) (PDF)”. EDINET. 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b “創業120周年を機に、新コーポレートブランド「TOMOWEL(トモウェル)」が誕生” (プレスリリース), 共同印刷株式会社, (2017年10月6日) 2021年9月5日閲覧。
- ^ コミックの電子化と出版の変遷 - JAGAT・2014年2月3日
- ^ “共同印刷、「学び」をテーマにした電子書店「自己ガク」の開設を発表” (日本語). ITmedia eBook USER. 2023年1月12日閲覧。
- ^ “共同印刷<7914>、インドネシアのラミネートチューブメーカーを子会社化”. M&A Online. 2023年1月12日閲覧。
固有名詞の分類
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