佐斐神町 姓氏

佐斐神町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 07:53 UTC 版)

姓氏

  • 佐斐神村の古は諏訪神社社伝に伝わる“井田”と外浜地区に共通する“足立”である[32]江戸時代庄屋には足立姓が見られ、現代の姓氏も足立・井田両姓が群を抜いて多い[32]
  • 井田氏
明治42年(1909年)に諏訪神社の宮司門脇豊美が記した『神社の来歴』によれば「口伝ではあるが、川中島の戦いに敗れた武田の家臣井田藤右衛門の一族郎党が諸国浮浪のあと、この地に来て開拓し[33]…その後、藤右衛門の子孫、大篠津、下和田へ移り住み繁栄し、慶安2年(1649年)大篠津、佐斐神下和田の中央部に当たる旧社地に社殿を建て…(中略)一方、大篠津村開拓の祖・安田三郎義定は、この地に居を定めとなり、諏訪神社を氏神として崇拝した[33]」とある。井田家六代久左衛門が御分霊を納め信州から背負って帰ったという皮の行李は同家に秘蔵されていたが、その後神社に奉献された[34]。井田久左衛門の家系については井田家に伝わる「家譜之事」によると初代井田藤右衛門は信州川中嶋住人とあり、六代久左衛門は寛文12年(1672年)に亡くなっている[35]
中浜村出身の医師井田武雄上総国武射郡坂田城井田刑部大輔の末裔とされ、武雄は刑部大輔より25世の子孫であると称している。
長山賢雄
(区長)
  • 長山氏
1865年六郎右衛門(足立氏)は功績不詳ながら藩主から「長山」姓を許されたと『長山氏世代記録(家伝)』にある。

出身人物・ゆかりのある人物

政治家

実業家

文化人

宗教家

参考文献


  1. ^ a b c d e f g h i j k 角川日本地名大辞典 31鳥取県』 354頁
  2. ^ 正徳元年郷村高辻帳』
  3. ^ a b c d e f g h i 角川日本地名大辞典 31鳥取県』 355頁
  4. ^ 『藩史5』
  5. ^ 角川日本地名大辞典 31鳥取県』 354-355頁
  6. ^ 『伯耆志』
  7. ^ 『藩史4』
  8. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、73頁
  9. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、74頁
  10. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、76頁
  11. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、77頁
  12. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、78頁
  13. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、80頁
  14. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、81頁
  15. ^ a b c 『境港商工名鑑(1980年)』、93頁
  16. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、95頁
  17. ^ a b c 『境港商工名鑑(1980年)』、96頁
  18. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、97頁
  19. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、99頁
  20. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、101頁
  21. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、104頁
  22. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、108頁
  23. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、110頁
  24. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、113頁
  25. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、115頁
  26. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、123頁
  27. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、124頁
  28. ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、125頁
  29. ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、128頁
  30. ^ a b c d e 『わたしたちのまちの20世紀』41頁
  31. ^ a b 井東建設代表取締役井東安久の父
  32. ^ a b 『境港市史 上巻』(昭和61年(1986年、379頁)
  33. ^ a b 『新修大篠津郷土誌』22頁
  34. ^ 『新修大篠津郷土誌』263-264頁
  35. ^ 『新修大篠津郷土誌』264頁





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