伏見桃山城キャッスルランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/13 14:50 UTC 版)
| 伏見桃山城キャッスルランド | |
|---|---|
 模擬天守 | |
| 施設情報 | |
| キャッチコピー | お城のある遊園地 |
| 事業主体 | 近畿日本鉄道株式会社 |
| 管理運営 | 株式会社桃山城 |
| 来園者数 | 96万人（最盛期） |
| 開園 | 1964年（昭和39年） |
| 閉園 | 2003年（平成15年）1月31日 |
| 所在地 | 京都府京都市伏見区桃山町大蔵 |
| 位置 | 北緯34度56分22.1秒 東経135度46分36.5秒 / 北緯34.939472度 東経135.776806度座標: 北緯34度56分22.1秒 東経135度46分36.5秒 / 北緯34.939472度 東経135.776806度 |
概要
1964年（昭和39年）にオープン。敷地面積は約10万平方メートル。林原美術館所蔵の洛中洛外図の伏見城を参考に、5重6階の天守と3重4階の小天守、櫓門をともなった「桃山城」模擬天守（鉄筋コンクリート構造）[1]が設計、建築され、ジェットコースター、ゴーカートなどの遊戯施設およびプール、資料館、展望閣などがあった[2]。入園料は大人800円、中高生600円、3歳以上500円だった（1998年時点）[3]。
開園から「お城のある遊園地」として人気となり、年間入場者は、ピークの1978年（昭和53年）に約96万人となった。しかしUSJのオープンなどレジャーの多様化や少子化などで入場者数が減少しはじめ、「SARASA」と呼ばれるプールのオープン、平日の入場料値下げなど経営合理化に努めたが、2001年には、年間入園者は約25万人となり、債務超過は約8億円、営業継続は困難と判断され2003年（平成15年）1月31日に閉園した。運営の桃山城は2003年（平成15年）6月12日に解散した[4]。跡地は京都市により伏見桃山城運動公園として整備されたほか、解体予定だった模擬天守は地元の要望もあり残されることとなった。ただし2012年現在、耐震強度が基準に満たしていない可能性があり危険なため、城内には立ち入りできない[5]。
交通
以下は営業当時のものである。
- ^ 京都府歴史遺産研究会 2011, p. 241.
- ^ 京都新聞社 1982, p. 297.
- ^ 杉野圀明 2007, p. 553.
- ^ 近畿日本鉄道 2010, p. 498.
- ^ “伏見桃山城、活用策決まらず10年”. 京都新聞 (京都新聞社). (2012年10月29日). オリジナルの2012年11月4日時点におけるアーカイブ。 2012年11月1日閲覧。
「伏見桃山城キャッスルランド」の続きの解説一覧
- 1 伏見桃山城キャッスルランドとは
- 2 伏見桃山城キャッスルランドの概要
- 3 ギャラリー
固有名詞の分類
| 遊園地 |
小山ゆうえんち 近鉄あやめ池遊園地 伏見桃山城キャッスルランド 淡路ワールドパークONOKORO きびの郷ワンダーランド |
| 日本の遊園地 (閉園) |
小山ゆうえんち 近鉄あやめ池遊園地 伏見桃山城キャッスルランド きびの郷ワンダーランド ゆのはまランド |
| 近鉄グループ |
近鉄あやめ池遊園地 奈良近鉄タクシー 伏見桃山城キャッスルランド 奈交フーズ 三重交通伊賀営業所 |
| 京都府の観光地 |
伏見港 舞鶴港とれとれセンター 伏見桃山城キャッスルランド 四条通 舞鶴湾 |
- 伏見桃山城キャッスルランドのページへのリンク
