二項ヒープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 04:52 UTC 版)
パフォーマンス
n 個の要素を持つ二項ヒープに対して、以下の全操作の計算量はO(log n)である。
- ヒープに新しい要素を挿入する
- 最小のキーを持つ要素を検索する
- ヒープから最小のキーを持つ要素を削除する
- 指定された要素のキー値を減算する
- ヒープから特定の要素を削除する
- 二つの任意のヒープを一つのヒープにマージする
最小のキーを持つ要素の検索は、最小キーへのポインタを追加し利用することで、O(1)で実行できる。
派生
二項ヒープの派生は、フィボナッチヒープやソフトヒープのような他の似たようなヒープデータ構造を構築するのに用いられている。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、二項ヒープに関するカテゴリがあります。
- 二項ヒープのページへのリンク