乙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 14:59 UTC 版)
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陰陽五行説では木性の陰に割り当てられており、ここから日本では「きのと」(木の弟)ともいう。
概要
- 乙の字は、ジグザグな形を形取ったもので、そこから、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねった状態の意味として、十干の2番目に宛てられた。
- 十干を順位づけに使った場合には、乙は2番目の意味となる。また、十干を分類に使用して「乙種」「乙類」などということもある。この場合は単に分類の名前として甲・乙とつけただけであるが、乙種は甲種より劣っていると誤解している者も多い。例えば焼酎の分類には甲類・乙類があるが、乙類が「劣ったもの」と誤解されるのを避けるため、「本格焼酎」という別名がつけられている。
- また、「甲乙付けがたい」という表現に見られるように、甲を優位に、乙を劣位に例えることがある。書道などでは進級、昇段試験において、甲乙を用いて示す。
- 西暦年の下一桁が5の年が乙の年となる。なお、年を表す時の別名は旃蒙[1]。
- 反対側は、庚(かのえ)。
- 恵方は、西南西やや西(255度)。
乙を含む干支
脚注
出典
- ^ “古代天干地支的别称及解释_书法欣赏_词典网”. www.cidianwang.com. 2024年3月8日閲覧。
品詞の分類
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