下浜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 13:59 UTC 版)
歴史
しもはまむら 下浜村 | |
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廃止日 | 1954年10月1日 |
廃止理由 |
編入合併 南秋田郡太平村・外旭川村・飯島村・下新城村・上新城村、河辺郡浜田村・豊岩村・四ツ小屋村・上北手村・下北手村・仁井田村、由利郡下浜村→秋田市 |
現在の自治体 | 秋田市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 秋田県 |
郡 | 由利郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 41 km2. |
総人口 |
4,850人 (廃止時) |
隣接自治体 |
河辺郡:浜田村、豊岩村、川添村、戸米川村、 由利郡道川村 |
下浜村役場 | |
所在地 | 秋田県由利郡下浜村羽川字岩城57-1[3] |
座標 | 北緯39度36分20.3秒 東経140度4分28.8秒 / 北緯39.605639度 東経140.074667度 |
ウィキプロジェクト |
現在は秋田市に属している下浜であるが、かつては久保田藩(秋田藩)ではなく亀田藩領であった。下浜地域には当時、羽根川・長浜・桂根・名ケ沢・八田・楢田の6村が存在し、これに赤平・君ヶ野・内道川・道川・二古・勝手の6村(現在の由利本荘市岩城地域)を加えた12村が「下浜郷」と呼ばれていた。このことと由利郡上浜村(現在のにかほ市象潟町上浜)と照応することから、明治の大合併時に成立した新村が「下浜村」と命名された。
沿革
- 1871年8月29日(明治4年7月14日) - 廃藩置県により亀田藩が亀田県となった。
- 1871年12月13日(明治4年11月2日) - 亀田県が秋田県に編入された。
- 1873年(明治6年)3月 - 大区小区制の改正が行われた。下浜を含む旧亀田藩領は第4大区6小区に分類され、6小区の扱所は亀田町に置かれた。
- 赤平村は他の町村と連合し、戸長役場は亀田町に置いた。
- 君ヶ野・内道川・道川・二古・勝手の5村で連合し、戸長役場は道川村に置いた。
- 長浜・羽根川・桂根・名ケ沢・八田・楢田の6村で連合し、戸長役場は長浜村に置いた。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、長浜村・羽根川村・桂根村・名ケ沢村・八田村・楢田村が合併して由利郡下浜村が発足。旧6村は大字となる。
- 県が作成した新町村区画の原案に各村が賛成し、そのまま施行された[4]。
- 1893年(明治26年)4月1日 - 羽川郵便局(現在の下浜郵便局)が開局。
- 1920年(大正9年)2月22日 - 下浜駅が開業。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 南秋田郡太平村・外旭川村・飯島村・下新城村・上新城村、河辺郡浜田村・豊岩村・仁井田村・四ツ小屋村・上北手村・下北手村とともに秋田市へ編入された。旧6大字は「下浜」を冠した上で秋田市の大字となる。
- 1962年(昭和37年)9月30日 - 桂根信号場を設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 桂根信号場が桂根駅に昇格。
- 2006年(平成18年)3月31日 - 八田小学校が豊岩小学校に統合される。
- 2020年(令和2年)3月14日 - 下浜道路(下浜サンセットロード)が開通。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 下浜中学校が豊岩中学校とともに秋田西中学校に統合される。
地名の変遷
地内で住居表示実施やその他に伴う町名・字名の変更は行われていない。
固有名詞の分類
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