三屋清左衛門残日録 テレビドラマ

三屋清左衛門残日録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 02:45 UTC 版)

テレビドラマ

1993年版

清左衛門残日録』としてNHK金曜時代劇」で連続テレビドラマ化され、1993年4月2日から7月9日まで放送された。1995年1月3日には、「正月時代劇」として、長編作品『清左衛門残日録 仇討ち!播磨屋の決闘』が放送された。

2016年版

2016年2017年BSフジ開局15周年記念特番としてテレビドラマ化され、2016年2月6日に「登場篇」、2017年2月11日に「完結篇」が放映された[2]。その後時代劇専門チャンネルでも放送され、前者は2016年9月19日に、後者は2017年6月17日にそれぞれ初回放送された。なお、「登場篇」のみスカパー! 4K総合でも放送されている。

2018年2月3日に、時代劇専門チャンネル開局20周年記念番組として、第3作『三十年ぶりの再会』が放送され、同作は第8回衛星放送協会オリジナル番組アワードで大賞を受賞した[3]。BSフジでは12月16日に放送された[4]

2020年3月14日に、時代劇専門チャンネルにて、第4作『新たなしあわせ』が放送された[5]。BSフジでは10月11日に放送された。

2021年9月20日に、時代劇専門チャンネル4Kにて、第5作『陽の当たる道』が放送された。

2023年1月14日に、時代劇専門チャンネルにて、第6作『あの日の声』が放送された[6]。この作品は「ドイツ・ワールドメディアフェスティバル2023」エンターテインメント部門で金賞を受賞している。また、同年7月12日に第7作の制作発表も行われた[7]

スタッフ

  • 原作:藤沢周平「三屋清左衛門残日録」(文春文庫刊)
  • 脚本:ちゃき克彰(「登場篇」)、いずみ玲(「完結編」「三十年ぶりの再会」「ふたたび咲く花」)
  • 監督:山下智彦
  • 音楽:栗山和樹
  • 殺陣:菅原俊夫
  • メイキング制作:京都組(西村維樹、小西剛司、金原美穂、谷本春華)
  • 企画協力: 藤沢周平事務所、文藝春秋新潮社、伊原詢太郎(アクトエンタープライズ)
  • 技術協力・VFX:IMAGICAウェスト
  • プロデュース:秋永全徳、原大輔、目黒正之、井元隆佑、百瀬龍介
  • 企画・総合プロデュース:宮川朋之、金井卓也
  • ゼネラルプロデューサー:佐藤信彦、荒井昭博
  • エグゼクティブプロデューサー:加藤貢、宮川朋之、塚田英明
  • アソシエイトプロデューサー:小川純市、荒井昭博
  • 原作監修、菅谷和紀
  • 監修:加藤貢
  • 製作者:杉田成道亀山千広手塚治石原隆、岩木陽一
  • 制作:時代劇専門チャンネルBSフジ東映

キャスト

「登場篇」
「完結篇」
「三十年ぶりの再会」
「新たなしあわせ」
「陽のあたる道」
「あの日の声」

注釈

  1. ^ 第6話に、清左衛門が日帰りで釣りに訪れる「小樽川」が登場するが、同じ名の川が米沢(山形県)から喜多方(福島県)に抜ける街道沿いを流れている。ただし、この2つの川が同一であるかは不明。
  2. ^ 主君に近侍して雑務や日常生活に必要な取り次ぎをする小姓の手先として働く役職(藩によっては、小姓の上役の場合もある。詳しくは小姓の項目参照)。
  3. ^ 3年前に妻が亡くなったとき、49歳だったという記述がある。
  4. ^ 通常は、用人に昇進したときに賜った屋敷は、辞任に伴って明け渡さなければならない。

出典

  1. ^ 向井敏(1994年)「青春の激情と老年の知恵」『藤沢周平全集』第21巻。文藝春秋。
  2. ^ “前作から1年、北大路欣也主演『三屋清左衛門残日録 完結篇』2月11日(土)放送”. 東映テレビ. (2017年2月3日). http://www.toei.co.jp/release/tv/1209085_963.html 2018年12月10日閲覧。 
  3. ^ オリジナル番組アワード|衛星放送協会について”. 衛星放送協会. 2018年12月10日閲覧。
  4. ^ 時代劇『三屋清左衛門残日録 ―三十年ぶりの再会― 』”. BSフジ. 2018年12月10日閲覧。
  5. ^ “「三屋清左衛門残日録」第4作、2年ぶり 3月に放送”. 産経ニュース (産経デジタル). (2019年12月29日). https://www.sankei.com/article/20191229-V2VLQVIG55J2LBRAY3D7OY7GG4/ 2019年12月30日閲覧。 
  6. ^ 三屋清左衛門残日録 あの日の声”. 時代劇専門チャンネル. 2022年12月16日閲覧。
  7. ^ “北大路欣也「自分にとっての憧れ」 代表作「三屋清左衛門残日録」第7作制作決定に「ワクワクドキドキ」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2023年7月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/07/12/kiji/20230711s00041000540000c.html/ 2023年8月20日閲覧。 


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