レーティッシュ鉄道Ge2/4形電気機関車 運行

レーティッシュ鉄道Ge2/4形電気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 10:17 UTC 版)

運行

  • 製造後はGe4/6形とともにレーティッシュ鉄道のAC 11 kV区間で使用されていた。主に区間列車用としてエンガディン線で使用されていた。
  • 改造後の221、222号機は引き続きアルブラ線やエンガディン線で区間旅客列車の牽引や入換用として使用されていたが、1984年以降は221号機がサメダン機関区の、222号機がラントクアルト機関区のそれぞれ予備機となり、現在では221号機のみが特別列車用として残っている。
  • 入換用に改造された機体はレーティッシュ鉄道の主要駅で使用されていたが、蓄電池/ディーゼル兼用の211号機はクール駅でDC 2000V電化のクール-アローザ線との連絡輸送用に使用されていた。
  • また、212、213号機はクール、ラントクアルト、サメーダン、イランツの各駅で使用されており、1983年に新しいGe3/3 214、215号機が製造されると212号機が予備となり、213号機はイランツで使用されていた。

廃車

  • 各機体の廃車年は以下の通り
    • 201 - 213 - 1993年4月10日:事故廃車、解体
    • 202 - 211 - 2001年:解体
    • 203 - 221 - 1998年:解体
    • 205 - 1974年:廃車、ヴィンタートゥールの工業専門学校[6]に保存されており、2007年10月にはレーティッシュ鉄道の鉄道保存団体であるclub 1889などの手により動輪可動の状態にして保存されている。
    • 206 - 212 - 2006年:廃車、フライブルク近郊で保存されている。
    • 207 - 1974年:廃車、1982年からルツェルンの交通博物館に保存されている。
  • 222号機はサメダン機関区に特別列車用として残され、さまざまなイベント列車を牽引している。



  1. ^ Schweizerische Lokomotiv-undMaschinenfablik, Winterthur
  2. ^ Asea Brown Boveri AG, Baden
  3. ^ 形式称号の"G"は狭軌用、"e"は電気機関車、"a"は蓄電池機関車、"m"はディーゼル機関車を表す
  4. ^ Maschinenfabrik Oerlikon, Zürich
  5. ^ SA des Ateliers de Sechéron, Genève
  6. ^ Technikm Winterthur






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