レゾナック・ホールディングス
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事業
レゾナック・ホールディングスのグループ全体として、総合化学大手の一角に数えられているが、電子・情報材料など高収益の事業に注力する事業再構築を行い「脱総合化」を図り「個性派化学」を目指している。
- 石油化学
- エチレン・プロピレン、およびその誘導品である酢酸・アリルアルコールなどを製造。主要製造拠点として大分にコンビナートを所有。
- 化学品
- 主に川崎製造所において、産業用・医療用ガス、工業用薬品等の基礎化学品、電子材料向け高純度ガス等を生産。
- 無機
- 電気製鋼炉用人造黒鉛電極、電材用ファイン・カーボンを生産。
- アルミニウム
- 1934年(昭和9年)に日本で初めてアルミニウム製錬の工業化に成功(1984年(昭和59年)に停止)して以来、アルミニウム材料や高付加価値加工品を生産。現在は、2001年(平成13年)に合併した昭和アルミニウムで行っていた事業が中核となっている。
- エレクトロニクス
- ハードディスク事業を手がけており、生産能力と密度記録向上の技術で世界トップを誇り、外販メーカーとしては世界トップクラスのシェアを有する。2009年(平成21年)にHOYAとの事業統合を行うことを発表していたが中止となった[15]。同年4月30日には、富士通(山形富士通)のHDDメディア部門の譲渡契約締結が発表された[16]。その他、LED、化合物半導体などを手がける。
歴代社長
代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身校 |
---|---|---|---|
初代 | 森矗昶 | 1939 - 1940 | 勝浦高等小学校 |
第2代 | 鈴木忠治 | 1940 - 1945 | 横浜商業学校 |
第3代 | 森曉 | 1945 - 1947 | 京都帝国大学文学部 |
第4代 | 日野原節三 | 1947 - 1953 | 東京帝国大学法学部 |
第5代 | 佐竹次郎 | 1953 - 1959 | 東京帝国大学法学部 |
第6代 | 安西正夫 | 1959 - 1971 | 東京帝国大学法学部・経済学部 |
第7代 | 鈴木治雄 | 1971 - 1981 | 東京帝国大学法学部・工学部 |
第8代 | 岸本泰延 | 1981 - 1987 | 東京帝国大学工学部 |
第9代 | 村田一 | 1987 - 1997 | 東京帝国大学工学部 |
第10代 | 大橋光夫 | 1997 - 2005 | 慶應義塾大学経済学部 |
第11代 | 高橋恭平 | 2005 - 2011 | 東京大学経済学部 |
第12代 | 市川秀夫 | 2011 - 2017 | 慶應義塾大学法学部 |
第13代 | 森川宏平 | 2017 - 2022 | 東京大学工学部 |
第14代 | 高橋秀仁 | 2022 - | 東京大学経済学部 |
国内事業所
- 本社 - 東京都港区
持株会社になったため、本社のみである。
注釈
出典
- ^ 組織図 - 昭和電工株式会社
- ^ 企業概要(レゾナックホールディングス、レゾナック)
- ^ a b c d e f g h i “昭和電工株式会社 第113期 有価証券報告書”. EDINET (2022年3月30日). 2023年3月12日閲覧。
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ 「昭和肥料と日本電工が合併して創立」『東京朝日新聞』1939年6月2日夕刊(昭和ニュース事典編集委員会編『昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年』本編p.271 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、72頁。ISBN 9784816922749。
- ^ 「富山の昭電工場で爆発 住民ら23人けが」『朝日新聞』昭和45年(1970年)4月24日夕刊、3版、11面
- ^ 米谷民雄、齋藤博士「総説 L-トリプトファン製品による好酸球増多筋痛症候群(EMS)および変性ナタネ油による有毒油症候群(TOS) -EMSの大発生から20年—」『食品衛生学雑誌』第50巻第6号、日本食品衛生学会、2009年、279-291頁、doi:10.3358/shokueishi.50.279。
- ^ “昭和電工、日立化成買収を正式発表 9600億円でTOB”. 日本経済新聞 (2019年12月18日). 2019年12月19日閲覧。
- ^ “昭和電工、日立化成のTOB成立:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年4月21日閲覧。
- ^ “さらば「現金貯め込み」経営 昭和電工はなぜ日立化成を買ったのか”. 日経ビジネス (2022年8月8日). 2022年8月9日閲覧。
- ^ “昭和電工、23年に持株会社化 社名もレゾナックに変更”. 日本経済新聞 (2022年3月9日). 2022年3月10日閲覧。
- ^ “レゾナックグループ、本社オフィスの統合・移転のお知らせ”. ッレゾナック・ホールディングス (2023年4月4日). 2023年7月8日閲覧。
- ^ 株式会社レゾナック・ホールディングスの情報(国税庁法人番号公表サイト)
- ^ 昭和電工HP内 - HOYA株式会社とのハードディスク関連事業統合の交渉中止に関するお知らせ
- ^ ASCII.jp - 富士通、東芝および昭和電工とHDD事業売却の最終契約を締結
- ^ 合弁会社「日本酢酸エチル(株)」の解散合意に関するお知らせ 昭和電工・KHネオケム(2013年11月6日)
- ^ 新潟水俣病新たに3人認定: 産経ニュース: 2009年5月2日.
- ^ 内藤裕史『健康食品・中毒百科』丸善、2007年。ISBN 978-4621078402。
- ^ “TOKYO FM マンスリータイムテーブル 2022年12月号” (PDF). エフエム東京. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “TOKYO FM マンスリータイムテーブル” (PDF). エフエム東京. 2023年1月15日閲覧。
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