ラジオマガジン (雑誌) 概要

ラジオマガジン (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 05:25 UTC 版)

概要

1980年9月創刊、1985年4月休刊。ラジオ番組ラジオパーソナリティの情報が中心であったが、音楽情報やプロマイドの売り上げランキング、更には冒頭のカラーページに水着姿を含むアイドルのグラビアがあるなど、芸能誌にも近いような内容もあった。また中には『アメリカ横断ウルトラクイズ』、『新春かくし芸大会』、『西部警察』の撮影レポートや『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングの出演者リストなど、ラジオに関係ないテレビの情報を扱っていたこともあった。インタビューに登場する人はDJ、パーソナリティ中心であったが、時に勝新太郎など大物俳優が登場したこともあった。

時としてラジオ情報から大きく外れたような企画も行ったことがあり、1983年の夏には女性のスカートの中のパンチラの隠し撮り写真を掲載したり、翌1984年の夏には『ラジカセGAL』という企画を行い、応募した中から選ばれた女性読者にパジャマ姿、水着姿を披露させて、更には下着のいっぱい入っている棚の写真まで掲載していた(同じモーターマガジン社から刊行されていた(1978年創刊、2020年5月号で休刊)『月刊カメラマン』のノウハウを利用したものとも考えられる)。

また、当時の『全国DJ人気投票』のコーナーで上位にいることが多かった松田聖子や、中森明菜薬師丸ひろ子の露出が本誌上で比較的多かったこともあった。

ミスターDJ・糸居五郎が生涯最後の取材を受けたのも本誌である(1984年10月号)。

また、編集部が非公式にではあるが公開されており、訪問した読者の多くは誌面に写真が掲載されていた。

月刊ラジオパラダイスとの違い

本誌休刊後のわずか5か月後、1985年9月より三才ブックスから『月刊ラジオパラダイス』が創刊されており、1980年代においてはAMFM短波放送を総合的に扱う雑誌が、この年代の前半は“ラジマガ”、後半は“ラジパラ”と常に存在していたことになる。ただ、出版社が違うため両者の直接的なつながりはあまり無いものと思われる。ラジオパラダイスにおいては上記にあるようなパンチラ写真はおろか、アイドルインタビュー等においても水着写真というものは扱っていなかった(有ったとしても、放送局から提供された写真であったり、広告や読者投稿による物で、取材班自らが水着写真を撮影することは無かった)。また、ラジオマガジンでは漫画連載が存在していたが、ラジオパラダイスでは漫画の連載は扱っていなかった。







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