メディアリーヴス 子会社

メディアリーヴス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 20:19 UTC 版)

子会社

株式会社エンターブレイン
1987年1月にベストロン・ピクチャーズ(英語: Vestron Picturesの日本配給会社ベストロン映画として設立され、『ダーティ・ダンシング』等を映画配給。1990年7月にアスキーが買収し、9月アスキーベストロン映画に商号変更。映画配給のほかに、ビデオグラムの製造・発売元(ポニーキャニオンに委託販売)となる。1991年4月アスキー映画に商号変更し、『フライド・グリーン・トマト』等の独自で輸入した作品の配給を行う。1997年4月株式会社アスキービジュアルエンタテインメントに商号変更し、『エグゼクティブ・ターゲット』等の輸入作品のビデオグラムの発売やテレビ放映権の販売を行う。2000年4月にアスキーからエンタテインメント系出版事業を譲り受け株式会社エンターブレインに商号変更。2010年10月に親会社メディアリーヴスと合併。2013年10月に親会社KADOKAWAと合併し解散。
株式会社ebクリエイティブ
2006年11月に株式会社エンターブレインの子会社として設立。2015年11月に「ファミ通」「エンタミクス」の編集受託業務を終了。2016年に清算。

過去のグループ企業

アスキー
1991年6月に株式会社アストロアーツとして設立。2002年9月に株式会社アストロアーツ(新社)に営業権(天文関連のソフトウェア開発事業及び天文関連出版)を譲渡し、11月に株式会社アスキー(株式会社メディアリーヴス)から営業権を譲り受け株式会社アスキーに商号変更。2008年4月メディアワークスと合併し解散。存続会社のアスキー・メディアワークスは2013年10月にKADOKAWAと合併し解散。
アスコム
1996年8月株式会社ダイレクトとして設立。1998年12月アスキーイーシーに商号変更。 2002年6月に オン・ザ・エッヂに営業権(書籍・雑誌の直販事業及びECサイト運営)を譲渡。7月にアスキー・コミュニケーションズに商号変更し、9月にアスキーから一般書部門を譲り受ける。2003年3月にアスキーとは資本関係がなくなり、6月にアスコムへ商号変更。2008年に民事再生法の適用を申請。マックス・インターナショナル株式会社の関連会社となり、2009年5月に民事再生終了。2020年頃にマックス・インターナショナルから独立。2024年2月に日本創発グループの子会社となる。
アスペクト・エス・ピー・シー
1985年(昭和60年)に書籍出版部門(株式会社ビジネス・アスキー)として設立。1991年に株式会社アスペクトへ商号変更。1999年3月株式会社スパイクの出版事業を継承。2002年4月にセガへ株式を譲渡。2004年頃に独立系出版社となる(オーナーはアスキー創業者の西和彦[6])。2015年11月アスペクト(新社)に出版事業を譲渡し、アスペクト・エス・ピー・シーに変更。2023年3月に破産手続きを開始[7]
Winテクノロジ株式会社
1994年6月マイクロソフト社との合弁会社株式会社アスキー・ネットワーク・テクノロジーとして設立。2000年1月株式会社アスキー・エヌ・ティに商号変更。2002年3月にCSK(現・SCSK)へ株式を譲渡。2022年10月1日株式会社Minoriソリューションズ(現・SCSK Minoriソリューションズ株式会社)に合併し解散。
株式会社ライトワークス
2001年5月に丸三商事株式会社(1995年11月設立)の全株式を株式会社アスキーが取得し創業。2001年7月に株式会社アスキーのeラーニング事業を譲り受け株式会社ライトワークスに商号変更。2002年3月にCSK(現・SCSK)へ全株式を譲渡。2009年9月に株式会社CSK(現・SCSK)の連結対象子会社から外れる。
エー・ブイ・エム株式会社
1990年3月に株式会社アスキーセミコンダクターとして設立。三井物産電子販売と統合してアスキー三井物産セミコンダクター株式会社に商号変更。 1994年12月三井物産との提携解消に伴い電子デバイス部門を富士エレクトロニクス株式会社へ譲渡し、株式会社アスキーセミコンダクターに商号変更。1997年4月にアスキー・ブイ・エム株式会社へ商号変更。1999年10月にネットワークバリューコンポネンツに全株式を譲渡し、エー・ブイ・エム株式会社に変更。2001年1月にネットワークバリューコンポネンツが三誠興業株式会社へ売却。
東京国際ツアーズ
1989年12月アスキーグループの旅行・航空部門アスキーエクスプレスとして設立。1990年に航空部門をアスキーエアーネットワークとして分離。1999年3月にアスキーから独立し、株式会社ラテーザに商号変更。2015年12月に現商号へ変更。
アイフォー
1996年、アスキーのソフトウェア部門とサムシンググッドが統合し、株式会社アスキーサムシンググッドに商号変更。1998年Webmoney事業を開始。1999年1月にアイフォーに商号変更。2003年に新旧分離を行い、旧社は自己破産した。2008年に新社はイーフロンティアへ吸収合併。
猿楽庁
2001年10月にエンターブレインの子会社となる。2010年3月にポールトゥウィン株式会社に売却。2019年5月にポールトゥウィン株式会社に吸収合併され解散。

アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテスト

1995年から2001年にかけて「アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテスト」が開催されていた(ただし第5回のみ「エンターブレインゲームコンテスト」の名称で開催)。公式ページによると「新しい可能性を秘めた作品とクリエイターを発掘すること」を目的としたコンテストであり[8]、ゲーム作品や音楽作品を募集していた。

主な受賞作としては、『クック・ドゥ・ドゥル・ドゥー』[9][10](第1回グランプリ)・『コープスパーティー[11]・『LOST SHEEP』[9][11]・『まおうさたんのえにっき』[9][11](いずれも第2回最優秀賞)・『ぬいぐるず』[9]・『ALLTYNEX』(いずれも敢闘賞)・『BOOBY SHOW』[9][12](第3回準グランプリ)・『落雀』(パーソナルコンピューター作品賞)・『囚人へのペル・エム・フル』(アスキーツクール作品賞)・『パレット[13](第4回グランプリ)・『Moon Whistle』(佳作)・『噴式』[8](第5回最優秀賞)・『盗人講座[8](入賞)がある。


  1. ^ a b 合併に伴う株券提出のお願い[リンク切れ] メディアリーヴス 2010年9月9日
  2. ^ アストロアーツは、今年25周年”. 2017年7月9日閲覧。
  3. ^ アスキー、8人の役員が退任”. PC Watch. 2019年4月24日閲覧。
  4. ^ アスキーが役員人事を発表、鈴木憲一CSK専務が新社長に就任へ”. ASCII.jp. 2019年4月24日閲覧。
  5. ^ アスキーとAII、ネットと劇場で完結する映画を公開”. インプレス. 2018年10月13日閲覧。
  6. ^ アスペクト、作家が印税未払いを告発…一斉に出版契約解除、オーナーはあの有名起業家?”. Business Journal. 2018年10月13日閲覧。
  7. ^ (株)アスペクト・エス・ピー・シーなど2社/破産手続き開始決定<東京>”. JC-NET(ジェイシーネット). 2023年3月24日閲覧。
  8. ^ a b c 第5回エンターブレインゲームコンテスト公式ホームページ”. 2017年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月17日閲覧。
  9. ^ a b c d e 自作ゲーム大年表 niconico
  10. ^ 第1回 アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテスト”. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月17日閲覧。
  11. ^ a b c 第2回 アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテスト”. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月17日閲覧。
  12. ^ 第3回 アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテスト”. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月17日閲覧。
  13. ^ 第4回 アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテスト”. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月17日閲覧。





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