ミナルディ・PS04B ミナルディ・PS04Bの概要

ミナルディ・PS04B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/08 04:51 UTC 版)

ミナルディ・コスワース PS04B
2004年アメリカGPで8位入賞をしたバウムガルトナー
カテゴリー F1
コンストラクター ミナルディ
デザイナー ガブルエル・トレドッツィ
(Technical Director)
サンドロ・パリーニ
(Chief Designer)
ロイック・ビゴワ
(Chief Aerodynamicist)
先代 ミナルディ・PS03
後継 ミナルディ・PS05
主要諸元
シャシー カーボンファイバー モノコック.
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド トーションスプリング
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド トーションスプリング
エンジン コスワース CR-3L 2,998 cc (182.9 cu in) 72度 V10. NA ミッドエンジン, 縦置き.
トランスミッション ミナルディ製 6速 縦置き セミAT ミナルディ製 ハイドロリック ディファレンシャル
燃料 エルフ
タイヤ ブリヂストン
主要成績
チーム ミナルディ コスワース
ドライバー ジャンマリア・ブルーニ
ゾルト・バウムガルトナー
クリスチャン・アルバース
パトリック・フリーザッハー
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
初戦 2004年オーストラリアグランプリ
出走優勝ポールFラップ
21000
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PS04B

エンジンカバー、フロントウイング翼端板、リヤウイング、インダクションポッドがPS03から変更されている。マシン名から見るとPS04アロウズ・A23)からの改良型のようだが、実質的にPS03を2004年レギュレーションにあわせたものである。

搭載されるエンジン、CR-3Lは2003年に使用されたCR-3を1レース1エンジンに対応させた耐久力を持たせたエンジン(Long lifeのL)である。ただし、ベースとなっているCR-3は2001年にデビューのため、実質3年落ちのエンジンだった。

2004年シーズン

PS03に多少の改良を加えたようなマシンではポイント獲得はとても難しいことだった。しかし、大混戦となった第9戦アメリカGPでミナルディにとって2002年オーストラリアGP以来約2年ぶりのポイントを獲得した。しかし、それ以外のレースではほとんどテールエンド争いに終始し、アメリカGPでの1ポイントの獲得にとどまった。

2005年シーズン

開幕戦で、2004年レギュレーションに対応したマシンの状態で出走しようとしたが、最終的に2005年版に改修されて開幕戦を迎えた。エンジン名がCR-3LからCK2004に変わったが2レース1エンジンに対応した以外は基本的に同じエンジンである。PS05が完成するまでのつなぎとして第3戦まで使用された。

スペック

シャーシ

エンジン




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