マジンガーZ対デビルマン
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『マジンガーZ対デビルマン』(マジンガーゼットたいデビルマン、英文:Mazinger VS Devilman)は、1973年7月18日に東映まんがまつりの一編として公開された日本のアニメーション映画。
注釈
- ^ 後年、『UFOロボ グレンダイザー対鋼鉄ジーグ』の企画もあったが実現しなかったのは、局の違いがネックになったのではないか、その代わりに作られたのがフジテレビ系列で統一された『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』ではないか、と推測されている[2][3]。
- ^ テレビ版の設定は白土武[5]、本作品は角田紘一[6][7][8]。
- ^ これは漫画版での不動明とデビルマンの設定に則ったセリフになっているが、ザンニンはデビルマンと相対した時や磔にして鞭打つシーンでは「裏切り者」と、テレビアニメ版の設定を前提とした発言もしている。不動明も兜甲児との会話で「人間世界の愛を知ってデーモン族を裏切った」という主旨の発言をしており、必ずしもテレビ版と設定を異にしている訳では無い。
- ^ 永井は「対の字は『つい』とも読める」として二つ揃いを意味する「つい」と説明している[17]。書籍『仮面ライダー映画大全集』では、前年に東映まんがまつりで公開されてヒットした『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に合わせたものと推測している[18]。
- ^ 本作品と同時上映された『仮面ライダーV3対デストロン怪人』も、脚本では『V3対ダブルライダー』というタイトルであった[18]。
- ^ 本作劇中ではマダム・シレーヌとも称される。
- ^ 劇中での描写や司令機との比較、設定画に描きこまれたマジンガーZとの対比[6]、他のグールやサルードといった移動要塞の大きさを考慮すると、誤植ではないかと思われる。『マジンガーZ大百科号』には全長200mとの記述がある[20]。
- ^ 『テレビマガジン』1973年8月号では“指令機”、『スーパーロボット大図鑑1 〜鉄の城編〜』では“司令機”表記[22]。なお、設定画には“指令室機”と書かれている[6][23]。
- ^ ドクターヘルビームがどこから放つどのような武器かは不明[21][22]であるが、『マジンガーZ大百科図録』では“翼にミサイル、ヘッドライトにDr.ヘルビーム、先頭にDr.ヘルハリケーン、前照灯にDr.ヘルファイヤー”との記述がある[24]。
- ^ 価格は以前のものと同じだが外箱は簡易BOXとなり、解説書と復刻パンフレットが付属しない。またDISC1と2が同時発売の単品販売DVDをそのまま封入しているため、ディスクラベルが変更となっている。
- ^ 雑誌掲載時のサブタイトル[43]。通常の連載の一編として掲載されていたが、後に単行本に収録される際に「マジンガーZ対デビルマン」と改題された[43]。
- ^ a b c 本作と同様、ワイドスクリーン[44]。
- ^ このタイトルは宣材や予告編で使われてはいるものの、本編映像はTV放映のまま特に変更は加えられていない(『マジンガーZ対ドクターヘル』における、サブタイトルの差し替えのようなこともされていない)。また、TVシリーズのブローアップ版上映の中で、なぜ本作だけサブタイトルをタイトルにまで掲げて改題しているのか、理由は不明。
- ^ a b 画面の拡大の際にワイドスクリーン規格に合わせて上下を切っておらず、スタンダードサイズのまま上映された[44]。
出典
- ^ a b マジンガーZ解体新書 1998, pp. 49, 「第2章 ストップ ザ あしゅら男爵」
- ^ 赤星政尚、高橋和光、早川優・著『懐かしのTVアニメ99の謎〈東映動画 編〉』二見書房、1995年1月25日、ISBN 4-576-94199-2、242-244頁「幻の対戦、『グレンダイザーVS鋼鉄ジーグ』の企画書を発見!!」。
- ^ 魔神全書 2002, pp. 412, 「コラム/グレンダイザー 対 鋼鉄ジーグ」」
- ^ 大百科図録 2018, pp. 78, 「劇場版設定資料集『マジンガーZ対デビルマン』」
- ^ デビルマン解体新書 1998, pp. 127, 「#2「妖獣シレーヌ」」
- ^ a b c d 狂機乱武 2013, pp. 88, 「『マジンガーZ対デビルマン』」
- ^ デビルマン解体新書 1998, pp. 194, 「EXPLANATION」
- ^ マジンガーZ解体新書 1998, pp. 50, 「第2章 ストップ ザ あしゅら男爵」
- ^ 永井豪・著、講談社漫画文庫『マジンガーZ オリジナル版』第2巻「海底要塞撃沈の巻」、講談社、1999年12月10日、ISBN 4-06-260650-X、60-65頁。
- ^ 永井豪・著、講談社漫画文庫『マジンガーZ オリジナル版』第2巻「海底要塞撃沈の巻」、講談社、1999年12月10日、ISBN 4-06-260650-X、46-47、50-51頁。
- ^ 永井豪・著、講談社漫画文庫『マジンガーZ オリジナル版』第1巻「マジンガーZ出現の巻」、講談社、1999年12月10日、ISBN 4-06-260649-6、130-133頁。
- ^ 永井豪とダイナミックプロ・著、講談社KCコミックスKC177『デビルマン』第2巻、1972年12月20日、ISBNコードなし、61-64頁。
- ^ 永井豪とダイナミックプロ・著、講談社KCコミックスKC189『デビルマン』第3巻、1973年3月20日、ISBNコードなし、22頁。
- ^ 永井豪とダイナミックプロ・著、講談社KCコミックスKC177『デビルマン』第2巻、1972年12月20日、ISBNコードなし、61頁。
- ^ マジンガーZ解体新書 1998, pp. 50–54, 「第2章 ストップ ザ あしゅら男爵」
- ^ デビルマン解体新書 1998, pp. 193, 「EXPLANATION」
- ^ 日本文芸社刊『激マン! マジンガーZ編』5巻 41頁
- ^ a b 「仮面ライダー劇場用映画作品研究」『テレビマガジン特別編集 劇場版シリーズ第10作「仮面ライダーZO」公開記念 仮面ライダー映画大全集』講談社、1993年6月10日、132頁。ISBN 4-06-178415-3。
- ^ 大百科図録 2018, pp. 93, 「マジンガーZ 全予告編集」
- ^ 『テレビマガジン8月号増刊 マジンガーZ大百科号』講談社、1974年8月15日発行、「マジンガーZ用語辞典」117頁。
- ^ a b c d 講談社、月刊『テレビマガジン』1973年8月号、34-35頁「ドクターヘルの空とぶ飛行要塞ナバローン」。
- ^ a b c d 『ENTERTAINMENT BIBLE.48 スーパーロボット大図鑑1 〜鉄の城編〜』バンダイ、1992年7月20日、ISBN 4-89189-228-5、129頁。
- ^ 魔神全書 2002, pp. 95, 「第1章 マジンガーZ 第3節 アニメ版 マジンガーZ」
- ^ 大百科図録 2018, pp. 79, 「劇場版設定資料集『マジンガーZ対デビルマン』」
- ^ マジンガーZ解体新書 1998, pp. 136–137, 「第2章 ストップ ザ あしゅら男爵」
- ^ 狂機乱武 2013, pp. 82–87, 「『マジンガーZ対デビルマン』」
- ^ 2枚組CD『ETERNAL EDITION ダイナミックプロフィルムズ File No.1&2 マジンガーZ』COCX-32002→03、コロムビアミュージックエンタテインメント、2002年11月30日、DISC2 track1「空飛ぶマジンガーZ(マジンガーZ対デビルマン版)」。
- ^ 7枚組CD『オリジナル・サウンドトラック「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」特装盤』WPCL-12834/40、ワーナーミュージックジャパン、2018年1月10日、DISC3 track.63「空飛ぶマジンガーZ(マジンガーZ対デビルマン版)」。
- ^ 2枚組CD『ETERNAL EDITION ダイナミックプロフィルムズ File No.11&12 デビルマン』COCX-32285→86、コロムビアミュージックエンタテインメント、2003年7月23日、DISC1 track1「デビルマンのうた(キー局用1コーラスT.V.サイズ.歌入り)」。
- ^ 『劇場版マジンガーシリーズ 1』TE-M165 (VSTM00165)、東映ビデオ株式会社、1985年3月21日。
- ^ LD『〈劇場版〉マジンガーZ対デビルマン』LSTD01007、東映ビデオ株式会社、1991年12月21日。
- ^ VHS『劇場版マジンガーZ対デビルマン』VCTM02237、東映ビデオ株式会社、1999年5月21日。
- ^ 3枚組DVD『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX』DSTD02065、東映ビデオ株式会社、2002年5月21日。
- ^ 「DVD & VIDEO Selection」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、102頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ 3枚組DVD『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX Compact』DSTD02226、東映ビデオ株式会社、2003年5月21日。
- ^ DVD『マジンガー the MOVIE 1』DSTD02214、東映ビデオ株式会社、2003年5月21日。
- ^ DVD『復刻! 東映まんがまつり1973夏』DSTD03431、東映ビデオ株式会社、2011年10月21日。
- ^ 3枚組Blu-ray『MAZINGER THE MOVIE Blu-ray 1973〜1976』BSTD03560、東映ビデオ株式会社、2012年10月21日。
- ^ Blu-ray『MAZINGER THE MOVIE Blu-ray VOL.1』BSTD03701、東映ビデオ株式会社、2013年12月6日。
- ^ “<東映まんがまつり>公開の「マジンガーZ」関連劇場版を収めた単巻Blu-ray2タイトルが同日発売”. amassニュース (2013年9月12日). 2013年9月23日閲覧。
- ^ 『MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 豪華版』(4K ULTRA HD Blu-ray2枚 & Blu-ray Disc2枚 & Blu-ray Bonus Disc1枚 5枚組)USTD40407、東映ビデオ株式会社、2023年8月9日。
- ^ 『MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版』(4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc 4枚組)USTD20724、東映ビデオ株式会社、2023年8月9日。
- ^ a b マジンガーZ解体新書 1998, pp. 109, 「第2章 ストップ ザ あしゅら男爵」
- ^ a b DVD『復刻!東映まんがまつり 1973年夏』東映ビデオ株式会社、DSTD03431、20011年10月21日(2019年3月6日にDUTD03431としてプライスダウン再販)、解説書P3。
- ^ 『MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 豪華版』(4K ULTRA HD Blu-ray2枚 & Blu-ray Disc2枚 & Blu-ray Bonus Disc1枚 5枚組)USTD40407、東映ビデオ株式会社、2023年8月9日。
- ^ 『MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版』(4K ULTRA HD Blu-ray2枚 & Blu-ray Disc2枚 4枚組)USTD20724、東映ビデオ株式会社、2023年8月9日。
- ^ “映画『マジンガーZ対デビルマン』50周年記念 HD版のYouTube無料配信スタート”. amassニュース (2023年7月18日). 2023年8月13日閲覧。
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映画作品 |
明治一代女 日本人ここにあり マジンガーZ対デビルマン 男の掟 剣豪パルダヤンの逆襲 |
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