マイケル・ダディコフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 00:52 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動マイケル・ダディコフ Michael Dudikoff | |
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![]() 2013年4月撮影 | |
本名 | Michael Joseph Stephen Dudikoff Jr. |
生年月日 | 1954年10月8日(66歳) |
出生地 |
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国籍 |
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身長 | 183cm[1] |
職業 | 俳優 |
活動期間 |
1978年 - 2004年 2013年 - 現在 |
配偶者 | Belle Dudikoff (2004-) |
主な作品 | |
『アメリカン忍者』シリーズ 『地獄からの生還/プラトーン・リーダー』 『デス・リバー/失なわれた帝国』 『ソルジャー・ボーイズ』 『エグゼクティブ・コマンド』 |
来歴
生い立ち
かつてアメリカ陸軍に従事していた父マイケル・ジョゼフ・スティーヴン・ダディコフ・シニアと、ケベック出身のピアニストである母リタ・T・ジラルダンの四男としてカリフォルニア州ロサンゼルス郡レドンドビーチに生まれる。地元の公立高校を卒業後、同州所在のコミュニティ・カレッジの一つであるロサンゼルス・ハーバー・カレッジで児童心理学を学ぶ[3]。
ファッションモデル
コミュニティ・カレッジの学費を支払うため、虐待された青少年を対象とするリハビリテーション施設やレストランで働いていたところ[4][5]、モデル業に度々スカウトされるようになる。ショッピングモールでのキャットウォークを皮切りに、カルバン・クラインやGQ、日本コカ・コーラなどのブランド・媒体でもファッションモデルやキャンペーンモデルを務めた。
コメディ俳優
すぐに俳優としてもキャリアを始動し、CBSのテレビドラマ『Dallas』やABCのシットコム『Out of the Blue』に脇役として出演するようになる。1970年代末、CBSのシットコム『ハッピーデイズ』でエリン・モーラン演じるジョニーの最初のボーイフレンド役を演じていたところ、同番組のスタジオ収録をたまたま観覧に訪れていたパラマウント映画社長ゲイリー・ナーディノの目に留まり、同社との優先的な出演契約を結ぶことになった[6]。
1980年代に入ると、ニール・サイモン脚本の『わたしは女優志願』やトム・ハンクス主演の『独身SaYoNaRa! バチェラー・パーティ』などのコメディ映画に出演したほか、ABCのシットコム『Star of the Family』ではメインキャストの一人に起用される。
アクション俳優
1985年、アクション映画の主演俳優を探していたキャノン・グループ関係者の目に留まり、『アメリカン忍者』の主人公ジョー・アームストロング役に抜擢される。キャノン・グループ総帥メナヘム・ゴーランからは、第二のジェームズ・ディーンとしての期待を寄せられた。それまで主にコメディ畑で活動してきたダディコフにとって、自分がアクション映画の主役に起用されたことは驚きだったという[7]。その後はキャノン・グループを代表するアクションスターの一人として、チャック・ノリス、チャールズ・ブロンソン、ショー・コスギ、ジャン=クロード・ヴァン・ダムらとともに1980年代アクション映画の黄金時代を築き上げた。
1990年代以後も『ソルジャー・ボーイズ』や『エグゼクティブ・コマンド』などの本格アクション映画はもとより、青春アドベンチャー要素を取り入れた『わたしを救けて/レスキュー・ミー!』、SF要素を前面に押し出した『スペース・オデッセイ』など、様々なモチーフのアクション映画で主役・主役級の役柄を演じ、1998年公開の『ジェリー・スプリンガー ザ・ムービー/人の不幸はクセになる』では久々にコメディ俳優としての才能を浮かび上がらせている[8]。
活動休止と復帰
俳優業からのしばしの休息が必要だと考え、2004年には中古住宅のリフォーム仲介業に転身するも[9]、2013年にウェブドラマシリーズ『Zombie Break Room』で俳優復帰を果たした[10][11][12]。2014年以降はキャノン・グループに関する複数のドキュメンタリー作品に出演したほか、アクション映画『ネイビーシールズ:オペレーションZ』の助演俳優として銀幕にも復帰している。
私生活
- 2004年に女性と結婚し、双子をはじめとする3人の子どもをもうけている[13]。
- アクション映画に出演するようになって以来、空手や合気道、柔道やブラジリアン柔術の鍛錬に励み、ブラジリアン柔術9段赤帯保持者ホリオン・グレイシーやブラジリアン柔術赤黒帯保持者リガン・マチャドとの交友を深めるようになった[14][15]。2012年に応じたインタビューによると、現在はウエイトリフティングには取り組んでいないものの、水泳とダンスエクササイズで身体作りを続けているという[16]。
- ^ a b “Michael Dudikoff”. IMDb. 2014年11月10日閲覧。
- ^ “The Birth of michael dudikoff”. californiabirthindex.org. 2014年11月10日閲覧。
- ^ Susan KING (1991年11月16日). “Now That He's Had His Kicks... – latimes”. Articles.latimes.com. 2018年11月29日閲覧。
- ^ Buchanan, Jason. “Michael Dudikoff”. AllMovie. 2019年12月17日閲覧。
- ^ Mendoza, N.F. (1994年1月30日). “WITH AN EYE ON . . . Michael Dudikoff rides the fast lane with `Cobra' series”. Los Angeles Times 2010年9月3日閲覧。
- ^ “On-camera Interview with Star Michael Dudikoff”. AVENGING FORCE (DVD or Bluray). (インタビュー). Kino Lorber. (2014年)
- ^ Hartley, Mark (2015年). “Electric Boogaloo: The Wild, Untold Story of Cannon Films”. 2015年6月5日閲覧。
- ^ “Ringmaster”. Imdb. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “Leinwandreporter: Michael Dudikoff Interview vom Hollywood Event”. YouTube. Leinwandreporter TV (2012年). 2019年12月17日閲覧。
- ^ “Tank Dempsey shows love to his favorite commentators – ZBR”. Youtube. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “Black Ops 2 – Zombie Break Room – Tank Dempsey "Favorite part about job"”. Youtube. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “Zombie Break Room – "Shout Out" for Steal Nova, The10thTry, James Geary, and Advanced UAV”. Youtube. 2019年12月17日閲覧。
- ^ “Belle Dudikoff”. My Heritage. 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Brazilian Jiu Jitsu”. BJJ Heroes. 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Michael Dudikoff”. Martial Arts Entertainment. 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Q&A with Michael Dudikoff [Day 1 & 2]”. YouTube. Trashfellow. 2019年12月18日閲覧。
- 1 マイケル・ダディコフとは
- 2 マイケル・ダディコフの概要
- 3 出演作品
- 4 外部リンク
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