ボンヌ図法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/22 13:37 UTC 版)
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緯線は等間隔の同心円であるため、中央経線(直線となる)の上での長さが正しい。北極は緯度円の中心にとられるわけではない:中央経線と同じ縮尺の球にある標準緯度において円錐が接するとして、その接円と円錐の頂点の距離 が標準緯線の半径とするためである。
ボンヌはこの図法を発明したわけではない。古代のクラウディオス・プトレマイオスは正距円錐図法の経線を円弧にすることで三本の標準緯線を用いることができることを示しており、ボンヌ図法とヨハネス・ヴェルナーによるヴェルナー図法は16世紀からこれを改善する形で発展してきたものである。
サンソン図法はボンヌ図法の標準緯度を赤道にとった特別な場合であり、標準緯度を極にとるとヴェルナー図法となる。
関連項目
- 1 ボンヌ図法とは
- 2 ボンヌ図法の概要
- ボンヌ図法のページへのリンク