ボブとはたらくブーブーズ 概要

ボブとはたらくブーブーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 16:13 UTC 版)

概要

擬人化した建設機械(ブーブーズ)と大工のボブ、その他の仲間達の日常を描いたテレビシリーズ。1998年から2008年までストップモーション・アニメーションとして製作され、2010年以降は3DCGで製作されている。

シリーズ考案は英国のクリエイター、キース・チャップマン。ストップモーション・アニメーション制作シリーズにおいて監督及び脚本を務めたサラ・ボールは、本作が3DCGに移行する前に製作を離れ、本作同様擬人化した乗り物鉄道車両)が登場するテレビシリーズ「チャギントン」を立ち上げ、同作の製作総指揮、監督を務めた。

製作

1997年に、フランスカンヌで開催された国際テレビ番組見本市MIPCOMに出品するための90秒のパイロット版が制作された。このパイロット版には主人公のボブと、後にシリーズで登場するキャラクター、スクープの原型となるショベルカーのディグが登場する。ディグは、ウォレスとグルミット等にも携わったジョン・ライトが製作した。その後、2008年まで本作の権利会社ヒット・エンターテインメントの子会社であるストップモーション・アニメーション作品制作スタジオ「HOT Animation」にてテレビシリーズが制作されたが、ヒット社の方針により2010年より3DCGアニメーションに移行。その後2011年にヒット社が玩具大手のマテルに買収されたことに伴い、2015年よりキャラクターデザインや設定、キャストを刷新した新シリーズが制作、放映されている。

尚、ストップモーション・アニメーション製作のシリーズの撮影で使用された人形やモデルの一部はイギリス、マンチェスターに在るマンチェスター科学産業博物館(Museum of Science and Industry)にて展示されている。

日本での展開

日本では2000年から放送がスタート。テレビ東京系列の『のりものスタジオ(→のりスタ!→のりスタは〜い!→のりスタ1・2・3!→のりスタ100%)』内で、コーナードラマとして放送した。また、日本語吹き替え版のキャストには全員81プロデュースに所属している声優を起用している。その後、幼児雑誌「めばえ」「ベビーブック」等でも連載が組まれた他、小学館及びポプラ社から絵本やDVDなども発売された。タカラトミーレゴソニークリエイティブプロダクツを通じて玩具も発売されたが、2010年3月31日の「のりスタ100%」最終回をもって国内放映を終了し、同時に雑誌の掲載、全ての商品の販売を終了した。


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n ボブとはたらくブーブーズ Vol. 1 VHS (発売日:2002年10月25日、メーカー:ジェネオン、品番:SPVC-550)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ボブとはたらくブーブーズ NEWプロジェクト Vol. 1 DVD (発売日:2006年11月15日、メーカー:ポニーキャニオン、品番:PCBE-12451)
  3. ^ テレビ東京系では2008年12月10日(パート1)・17日(パート2)・24日(パート3)に放送された。(2008年12月1日保存、2023年5月22日閲覧)






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