ホヴァーンシチナ 主な録音・映像

ホヴァーンシチナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 23:51 UTC 版)

主な録音・映像

歌手は配役順(イヴァン・ホヴァーンスキー公、アンドレイ・ホヴァーンスキー公、ヴァシーリー・ゴリーツィン公、ドシフェイ、マルファ、フョードル・シャクロヴィートゥイ、スサンナ、代書屋、エンマ、ヴァルソノフィエフ、クーシカ、ストレーシネフ)[12]

録音

リムスキー=コルサコフ編曲版
指揮者 管弦楽団、合唱団 歌手 録音年 レーベル 備考
ハイキン キーロフ歌劇場管弦楽団、合唱団 フレイトコフ、ネチャーエフ、ウリヤノフ、
レイゼン、プレオブラジェンスカヤ、シャシコフ、
セルヴァル、ミシェンコ、ヴォロキチナ、
ヤロシェンコ、ティヒ
1946 ソ連録音
メロディア
ネボルシン ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 クリフチェニヤ、ボルシャコフ、ハナーエフ、
レイゼン、マクサーコワ、イヴァノーフ、
チェルニャコフ、コシツィナ、チュチュニク、
スカジン、ボルシャコフ
1951 ソ連録音
メロディア
バラノヴィチ ベオグラード国立歌劇場管弦楽団、
合唱団
ツヴェウチ、マリンコヴィチ、スタルツ、
チャンガロヴィチ、ブガリノヴィチ、ポポヴィチ、
メゼトワ、アンドラシェヴィチ、ヤンコヴィチ、
ミロサヴェレヴィチ、クルスチッチ、イオヴァノヴィチ
1954 デッカ・レコード
ハイキン ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 クリフチェニヤ、ピアヴコ、マスレンニコフ、
オグニフツェフ、アルヒーポワ、ネチパイロ、
トゥガリノワ、エフィモフ、ソロキナ、
コロリョフ、グリゴリエフ、フェドセーエフ
1974 メロディア
マルガリトフ ソフィア国立歌劇場管弦楽団、
スヴェトスラフ・オブレテノフ合唱団
ペトコフ、コストフ、ボドゥロフ、
ギュゼレフ、ミルチェワ=ノノワ、ポポフ、
ドブリャノワ、パウモフ、ディムチェフスカ、
ディミトロフ、ヴラチョフスキー
1975 Balkanton
エルムレル ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 エイゼン、シチェルバコフ、ライコフ、
ネステレンコ、オブラスツォワ、グリゴリエフ、
テリュシノワ、アルヒーポフ、ヤロスラヴツェフ、
ジューコフ、ハリトノフ
1988 メロディア
ショスタコーヴィチ編曲版
指揮者 管弦楽団、合唱団 歌手 録音年 レーベル 備考
チャカロフ ソフィア国立歌劇場管弦楽団、
合唱団
ギャウロフ、ガジエフ、カルドフ、
ギュゼレフ、ミルチェワ、ポポフ、
ペトロワ=ポポワ、ペトコフ、
ディムチェフスカ、ゲオルギエフ、
ドイコフ、セリンスキー
1986 ソニー
アバド ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
ウィーン少年合唱団
ハウクランド、アトラントフ、
ポポーフ、ブルチュラーゼ、
リポフシェク、コチェルガ、
ポシュナー=クレーベル、
ツェドニク、ボロウスカ、
ケーベス、ガームリヒ、
ニコローフ
1989 ドイツ・グラモフォン <第2幕>
牧師の場面はカット
<第2幕フィナーレ>
第3幕の音楽を使用
<第3幕>
ムソルグスキー管弦楽編曲
(2箇所)
<第5幕フィナーレ>
ストラヴィンスキー編曲
ゲルギエフ キーロフ歌劇場管弦楽団、合唱団 ミンジルキエフ、ガルーシン、
ステブリアンコ、オホトニコフ、
ボロディナ、アレクセーエフ、
ツェロヴァルニク、プルジニコフ、
プロキナチェルノシフコフ、
ガシエフ、ゲレロ
1991 フィリップス <第2幕フィナーレ>
威嚇的和音を引き伸ばし
第5幕フィナーレ
ゲルギエフ編曲

映像

指揮者 管弦楽団、合唱団 歌手 収録年 レーベル 備考
スヴェトラーノフ ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 А. クリフチェニヤ(イヴァン・ホヴァーンスキー公)、А. グリゴリエフ(アンドレイ・ホヴァーンスキー公)、
В. ペトロフ(ヴァシーリー・ゴリーツィン公)、М. レイゼン(ドシフェイ)、К. レオノワ(マルファ)、
Е. キプカロ(フョードル・シャクロヴィートゥイ)、ザハーロフ、グローモワ、
チェルニャコフ、А. マスレンニコフ(クーシカ)、
デメチェフ
В. ネチパイロ(民衆の指導者)
プリセツカヤ(ペルシャの女奴隷)
1959 モスフィルム
Dreamlife
オペラ映画
ショスタコーヴィチ編曲版
以下を変更
民衆の指導者が登場
<第2幕フィナーレ>
威嚇的和音で終わる
<第3幕>
以下の人物が登場しない
ドシフェイ、マルファ、スサンナ[13]
シモノフ ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団 ヴェデルニコフ、アンドルシチェンコ、
ライコフ、ネステレンコ、
アルヒーポワ、ロマノフスキー、
ヴラーソフ
1979 kultur リムスキー=コルサコフ編曲版
以下を変更
<第3幕>
スサンナの場面はカット
アバド ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
ウィーン少年合唱団
ギャウロフ、アトラントフ、
マルーシン、ブルチュラーゼ、
セムチューク、コチェルガ、
ポシュナー=クレーベル、
ツェドニク、ボロウスカ、
ケーベス、ガームリヒ
1989 image ショスタコーヴィチ編曲版
以下を変更
<第2幕>
牧師の場面はカット
<第2幕フィナーレ>
第3幕の音楽を使用
<第3幕>
ムソルグスキー管弦楽編曲
(2箇所)
<第5幕フィナーレ>
ストラヴィンスキー編曲
ゲルギエフ キーロフ歌劇場管弦楽団、合唱団 ミンジルキエフ、マルーシン、
プルジニコフ、オホトニコフ、
ボロディナ、トロフィモフ、
ツェロヴァルニク、プルジニコフ、
クラスツォワ、チェルノシフコフ、
ガシエフ、ゲレロ
1992 フィリップス ショスタコーヴィチ編曲版
以下を変更
<第2幕フィナーレ>
威嚇的和音で終わる
第5幕フィナーレ
ゲルギエフ編曲
ボーダー バルセロナ・リセウ大劇場管弦楽団
合唱団
オグノヴェンコ、ガルーシン、
ブルベイカー、ヴァネーエフ、
ザレンバ、プチーリン、クラーク、
ティムチェンコ
2007 opus arte 時代を置き換えた演出
ショスタコーヴィチ編曲版
以下を変更
<第2幕>
牧師の場面はカット
<第2幕フィナーレ>
ヴォロンコフ編曲?
<第3幕>
スサンナの場面はカット
第5幕フィナーレ
ヴォロンコフ編曲
ケント・ナガノ バイエルン国立歌劇場管弦楽団 、
合唱団
ブルチュラーゼ、フォークト、
ダスザック、コチェルガ、
ゾッフェル、アレクセーエフ、
レス、ニュールンド、プジョル、
コナーズ、ロバーソン
2007 medici arts 時代を置き換えた演出
(大きな設定変更あり)
ショスタコーヴィチ編曲版
以下を変更
<第1幕>
代書屋と民衆のやりとりをカット
<第2幕>
牧師の場面はカット
<第2幕フィナーレ>
威嚇的和音で終わる
<第3幕>
スサンナの場面はカット
第5幕フィナーレ
ストラヴィンスキー編曲

  1. ^ 神竹喜重子 (2021). 「ホヴァーンシチナが日の目を見るまで──一九八二年のキエフ初演」大西由紀・佐藤英・岡本佳子編『オペラ/音楽劇研究の現在:創造と伝播のダイナミズム』. 水声社. p. 63-87 
  2. ^ Alfred Loewenberg (1978) [1943]. Annals of Opera 1597-1940 (3rd ed.). London: John Calder. p. 1121. ISBN 0714536571 
  3. ^ Richard Taruskin (1996). Stravinsky and the Russian Traditions. University of California Press. pp. 1054-1058. ISBN 0520070992 
  4. ^ 第3幕、「マルファの恋の歌」及び「酔い覚ましの合唱」の2箇所。
  5. ^ リムスキー=コルサコフ編曲版ではこの設定は表れてこない。
  6. ^ 1672年に始まる古儀式派の抵抗から数えればおよそ四半世紀にわたる。
  7. ^ 例えば、教会周囲の練り歩きの方向を逆にする、十字は2本指ではなく3本指で切る、祈拝は投身ではなく腰までで行う、など。
  8. ^ 本来は1870年に構想されたオペラ「水呑百姓」(Бобыль)のために作曲された。
  9. ^ フョードル3世が最晩年(1682年)に行った門地制(メストニチェストヴォ、Местничество)の廃止のことを指す。
  10. ^ ゴリーツィン公が指揮した二度のクリミア遠征失敗のことを指す。
  11. ^ 若き日のムソルグスキーはプレオブラジェンスキー連隊の将校であった。
  12. ^ 記載あるもののみ。
  13. ^ DreamLifeのDVD版ではカットされているが、131分の全長版ではこの場面は存在する。したがって、この映画としての改変とは考えられない。






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