ベン・ロズウェル ベン・ロズウェルの概要

ベン・ロズウェル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 10:06 UTC 版)

ベン・ロズウェル
基本情報
本名 ベン・ロズウェル
(Ben Rothwell)
通称 ビッグ・ベン
ノース・スター (North Star)
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1981-10-17) 1981年10月17日(41歳)
出身地 アメリカ合衆国
ウィスコンシン州ケノーシャ
所属 フリースタイル・アカデミー
ミレティッチMA
→ロズウェルMMA / LCCT
身長 193cm
体重 120kg
リーチ 199cm
階級 ヘビー級
バックボーン キックボクシングレスリングブラジリアン柔術(紫帯)
テーマ曲 Bram Stoker's Dracula theme
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来歴

ノルウェー人アイルランド人家系の両親に生まれる。6歳のときに脊柱髄膜炎を発症、昏睡状態に陥り、一時は目が見えなくなる重症で、病気と治療の影響で肥満になりやすい体質になった。

19歳の時に飲酒運転の交通事故に巻き込まれ、一緒にいた友人が死亡、ロズウェルも頭部に大怪我を負うが、この事故がきっかけでロズウェルは人生に目標を持つようになった。

2001年1月6日、プロ総合格闘技デビュー。

2002年9月21日、USMMAヘビー級王座決定戦でジョナサン・アイビーと対戦し、カットでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[1]

2005年1月23日、初参戦となったシュートボクシングノブ・ハヤシと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2006年3月3日、Gracie FCでダン・ボビッシュと対戦し、膝蹴りでKO勝ちを収めた。

2006年4月からはIFLに参戦。パット・ミレティッチ率いるクアッドシティズ・シルバーバックスに所属した。

2007年4月7日、IFLでロイ・ネルソンと対戦し、2-1の判定勝ち。

2007年9月20日、シーズン最終戦で元UFC世界ヘビー級王者のリコ・ロドリゲスに判定勝ちし、13連勝(IFL9連勝)を挙げた[2]

2008年7月19日、Affliction: Bannedアンドレイ・アルロフスキーと対戦し、3Rに右アッパーでKO負けを喫した[3]

2009年8月1日、Affliction: Trilogyでチェイス・ゴームリーと対戦予定であったが、大会が中止となり試合が消滅した[4]

UFC

2009年10月24日、UFC初参戦となったUFC 104ケイン・ヴェラスケスと対戦し、2RTKO負け。

2010年2月20日のUFC 110ミルコ・クロコップと対戦予定であったが、試合地に到着後、ウイルス性胃腸炎のため急遽欠場となった[5]

2012年4月21日、UFC 145ブレンダン・シャウブと対戦し、左フックでダウンを奪うと追撃のパウンドで1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2013年8月31日、UFC 164ブランドン・ヴェラと対戦し、3RTKO勝ち。試合後に薬物検査の結果で許容値を超えたテストステロン値の上昇が検出された事が発表された。ロズウェルが試合前にテストステロン補充療法の許可を申請していたため、ウィスコンシン州アスレチック・コミッションは出場停止などの処分は科さずに警告を出したのみだったが、UFCが独自にロズウェルに9か月間の出場停止処分を科した[6]

2014年9月5日、UFC Fight Night: Jacare vs. Mousasiでヘビー級ランキング7位のアリスター・オーフレイムと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2015年6月6日、UFC Fight Night: Boetsch vs. Hendersonでヘビー級ランキング13位のマット・ミトリオンと対戦し、ゴゴチョーク(ノーアームギロチン)で一本勝ち。

2016年1月30日、UFC on FOX 18でヘビー級ランキング8位のジョシュ・バーネットと対戦し、タックルに来たジョシュの首を捕まえ、ゴゴチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。ジョシュからキャリア初の一本負けを奪った。

2016年4月10日、UFC Fight Night: Rothwell vs. dos Santosでヘビー級ランキング5位のジュニオール・ドス・サントスと対戦し、0-3の5R判定負け。

2017年3月7日、同年の2月6日に実施された薬物検査でロズウェルにアンチ・ドーピング規則違反があった事が発表される[7]。2018年4月6日に調査と裁定を完了した全米アンチ・ドーピング機関(USADA)が、ロズウェルのアンチ・ドーピング規則違反がアナボリック・アンドロゲン・ステロイドの陽性反応検出だった事を公表し、ロズウェルに2年間の出場停止処分を科した[8]

2019年3月9日、UFC Fight Night: Lewis vs. dos Santosでヘビー級ランキング15位のブラゴイ・イワノフと対戦し、0-3の判定負け。

2019年11月7日、UFC on ESPN: Overeem vs. Rozenstruikステファン・ストルーフェと対戦。ロズウェルのキックが偶発的に2度ストルーフェの下腹部へ入ったため一点減点されたものの、再開後にスタンドパンチ連打でダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち。

2022年5月21日、UFC Fight Night: Holm vs. Vieiraアレクサンダー・グスタフソンと対戦予定であったが、3月末にロズウェルがUFCからリリースされたことが発表された。

BKFC

2022年4月25日、BKFCと契約した。

人物・エピソード




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