バーレーン 国名

バーレーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 15:07 UTC 版)

国名

つづりや発音

正式名称はアラビア語で مملكة البحرينラテン文字:  Mamlakat al-Baḥrayn マムラカト・アル=バフライン, 実際には一気読みによりマムラカトゥ・ル=バフラインとなる)、通称 البحرين al-Baḥrayn / al-Baḥrain, アル=バフライン)。

2002年バーレーン国State of Bahrain)から現在の名称に変更した。

公式の英語表記は Kingdom of Bahrain。通称 Bahrain。国民・形容詞は Bahraini

日本語の表記はバーレーン王国。通称バーレーン。バハレーンバハレインと書かれることもある[3]正則アラビア語での発音に即した学術的なカタカナでは「バフライン」になるが、日本語のフは「f」の響きを持つため実際には「バハライン」の方がアラビア語での発音に近い。

なおラテン文字転写al-Baḥraynのay部分は実際には二重母音のaiであるため、al-Baḥrainという表記もあり、全く同じ発音となる。al-Baḥraynという転写とal-Baḥrainという転写の間に特に差異は無く、アラビア文字でのつづりも全く同一である。

さらに口語アラビア語(現地方言、周辺方言など)では二重母音の発音となるay(ai)部分がエイ、エーとなるためアル=バハレイン、アル=バハレーンと読まれる。これらが日本語カタカナ表記で見られるバハレーン、バハレインの根拠となっている。

日本で用いられているバーレーンでは英語における発音を経由したために「バー」となっており、アラビア語において本来バハレーンと聞こえる口語発音の語頭Bah-部分をバフやバハではなくバーと伸ばしたカタカナ表記としたものである。

国名の意味

国名の بحرين はアラビア語で「二つの[注 1]という意味であり、島に湧く淡水と島を囲む海水を表すとされている。

なお、サウジアラビア東部からオマーンを含む広い範囲はアラビア語で同じく البحرين と呼ばれる(特に18世紀以前の同地域を指す時)[4]


注釈

  1. ^ 定冠詞 الـ(ラテン文字転写:al)を除いた形。一般名詞の双数形属格

出典







バーレーンと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「バーレーン」に関係したコラム

  • FXのJPYやUSDの意味は

    FX(外国為替証拠金取引)の通貨ペアで使われているJPYやUSDには次のような意味があります。例えばJPYの場合は「JP」が日本の国名コードでISO 3166-1-alpha-2によって定められていま...

  • 株式の取引が行われる証券取引所の一覧

    2012年6月現在の日本の証券取引所、および、世界各国の証券取引所の一覧です。▼日本東京証券取引所(東証)大阪証券取引所(大証)名古屋証券取引所(名証)福岡証券取引所(福証)札幌証券取引所(札証)TO...

  • FXで取引される通貨ペアの種類と一覧

    FX(外国為替証拠金取引)で取引される通貨ペアは、日本においては米ドル/円をはじめとする円を基軸通貨とした通貨ペアが主に取引されています。 USD/JPY・・・米ドル/円 EUR/JPY・・・ユーロ/...

  • FXの通貨ペアの値幅一覧

    FX(外国為替証拠金取引)の値幅とは、通貨ペアが値上がり、あるいは、値下がりする際の最小の為替レートのことです。例えば、USD/JPYの値幅は0.001円です。USD/JPYが1ドル79.595円の場...

  • 世界の株価指数一覧

    株価指数は、証券取引所に上場している銘柄を一定の基準で選出し、それらの銘柄の株価を一定の計算方法で算出したものです。例えば、日本の株価指数の日経平均株価(日経平均、日経225)は、東京証券取引所(東証...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーレーン」の関連用語

バーレーンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バーレーンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーレーン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS