セイヨウノコギリソウ 利用

セイヨウノコギリソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:46 UTC 版)

利用

セイヨウノコギリソウの園芸品種

薬効

内用にも外用にも使用される[1]

内用には茎の先端の花部を用いるのが一般的である[1]。花、葉は強壮効果、食欲増進、発汗、解熱作用があるとされハーブティーとして飲まれる。

外用には葉の汁を用いるほか、煎剤やワイン剤(ワインで煮出したもの)が用いられる[1]。冷やして傷口の消毒にも用いる。また、傷を治すハーブとして、葉をそのまま傷口にあてがったり、粉末にして軟膏にしたものを用いる。

そのほか生の葉を噛むと歯痛を鎮めるといわれている。リウマチの治療にも使われている[2]

料理

若葉は刻んでサラダの材料となる[1]イギリスでは湯がいてからバター炒めで食べられていた[1]スウェーデンでは、ビールの醸造にフィールド・ホップと呼ばれて用いられていた[2][6]

脚注

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関連項目


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m ジェラール・デュブュイーニュ、フランソワ・クプラン『ラルース 美しいハーブの図鑑』ONDORI、2019年、7頁。
  2. ^ a b c d e 基本ハーブの事典 東京堂出版 北野佐久子 2005年P197-199
  3. ^ 暮らしのハーブ150 主婦の友社 2013年P120
  4. ^ a b ハーブ事典 ハーブを知りつくすAtoZ 文化出版局 レスリー・ブレムネス 1999年P14
  5. ^ ハーブティー大事典 ナツメ社 榊田千佳子 渡辺肇子 2011年P100
  6. ^ a b ハーブ図鑑200 主婦の友社 2009年P156
  7. ^ a b 永岡治 著『クレオパトラも愛したハーブの物語 魅惑の香草と人間の5000年』 PHP研究所 1988年 p201


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