スタークルーザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/25 09:44 UTC 版)
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | スタークルーザー | ![]() |
X1turbo | アルシスソフトウェア | アルシスソフトウェア | 5インチ2Dフロッピーディスク2枚組 | - | |
2 | スタークルーザー | ![]() |
PC-9801VM/UV以降 | アルシスソフトウェア | アルシスソフトウェア | フロッピーディスク | - | |
3 | スタークルーザー | ![]() |
X68000 | アルシスソフトウェア | アルシスソフトウェア | 5インチ2HDフロッピーディスク2枚組 | - | |
4 | スタークルーザー | ![]() |
メガドライブ | アルシスソフトウェア | メサイヤ | 4メガビットロムカセット[1] | T-25063 | |
5 | スタークルーザー | ![]() |
Windows | アルシスソフトウェア | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | PC-8801版の移植 |
6 | スタークルーザー | ![]() |
Windows | アルシスソフトウェア | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | X68000版の移植 |
7 | スタークルーザー | ![]() |
Windows | アルシスソフトウェア | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | メガドライブ版の移植 |
8 | スタークルーザー | ![]() |
メガドライブ ミニ2 | エムツー | セガ | プリインストール | ![]() |
メガドライブ版の移植 |
- メガドライブ版(MD版)について
- 唯一の家庭用ゲーム機移植版。おおよそはX68000版(X68K版)をベースにして移植されているが、ハードスペックなどが低い事からポリゴンは大分荒くなっている。前述のとおりメガドライブでポリゴン描画された最初期の作品であり、ポリゴン描画をMDで実現すること自体に相当の開発的労苦があったろうことは留意するべきである。
- その他、X68K版との細かい変更点は下記の通り。
- 主人公の名前を変更できる(何も入力しないとブライアンになる)。お喋りはフレディが代行。主人公の顔グラフィックが存在しない。
- だいせきはん(メガドライブ版では漢字が使われていない。バー「大赤班」の事)がレストランになっている。
- 迷宮戦では3Dステージがフルに活用されており、エンカウントから戦闘フィールドに移行することなく、迷宮内でそのままシームレスに戦闘が繰り広げられる。この戦闘スタイルがスタークルーザー2に採用された。
- 金銭の概念が無いので、宇宙海賊の雑魚狩りの必要がなく、ドックへ行けば常に無料で、シールドは無傷に、燃料は満タンに出来る。
- ヒダリ・ダイゴ(ユウコ)の苗字がサカイに変わっている。
- 「太陽風」(メガドライブ版ではソーラーウィンド)の描写が一部異なっている。
- カティーサーク(赤いスタークルーザー)のみで、青いスタークルーザーは登場しなかった。
- MD版は長らく他機種への移植事例が無かった。メインプログラマーの吉村功成は自身のTwitterアカウントで、アルシスソフトウェア(最終企業名「サイバーヘッド」)の解散に伴いソフトウェアプログラムIPの著作権が複雑に散逸してしまったためであることを示唆している。
- 2020年12月、かつてメガドライブ専門ゲーム雑誌「Beep!メガドライブ」を刊行していたSBクリエイティブ(当時の社名は「日本ソフトバンク」)は、2021年7月に同誌を含めたセガハード系ゲーム雑誌のアーカイブ的ムック本「セガハードヒストリア」を刊行する予定であることを発表[6]。この本に同梱する、PC(Windows)で実際に遊べるメガドライブのゲーム10タイトル(を収録した何かしらのメディア)の1本として、MD版スタークルーザーを収録する予定とした。そして2021年11月、プロジェクトEGGにてMD版の配信がされた。
- 2022年10月発売のメガドライブ ミニ2版はMD版の移植であるが、「テラドライブ」のアーキテクチャを応用した処理落ち軽減機能を用いて遊べる「ハイスピードモード」が実装された[7]。
- ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、 4頁。
- ^ “「EGG」,SFアクションRPGの名作「スタークルーザー」を発売” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2008年4月28日). 2020年3月11日閲覧。
- ^ “3DアクションRPG「スタークルーザー(X68000版)」がプロジェクトEGGで配信” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2011年11月29日). 2020年3月11日閲覧。
- ^ “『スタークルーザー(メガドライブ版)』プロジェクトEGGにて配信開始” (日本語). D4エンタープライズ (2021年11月30日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ 長岡 頼 (2021年11月30日). “「スタークルーザー(メガドライブ版)」がプロジェクトEGGより配信開始 メガドライブの機能をフルに使った3Dの世界で臨場感ある戦闘” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “セガハードヒストリア ――『BEEP!メガドライブ』『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』責任編集” (日本語). SBクリエイティブ (2020年12月21日). 2020年12月21日閲覧。
- ^ “「メガドライブミニ2」全タイトル発表記念インタビュー。執念の初代スペースハリアー,飯塚 隆氏の未発表作品を含む60本(+α),ここに集結!”. 4Gamer.net. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b “スタークルーザー まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年6月2日閲覧。
- ^ “Star Cruiser for Genesis (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年6月2日閲覧。
- ^ a b 「Chapter 03 1990年」 『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、58頁。ISBN 9784872338805。
固有名詞の分類
シューティングゲーム |
FZ戦記アクシス 飛鳥&飛鳥 スタークルーザー ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ Exception |
メガドライブ用ソフト |
アウトランナーズ FZ戦記アクシス スタークルーザー 戦場の狼 レインボーアイランド |
PC-9800シリーズ用ゲームソフト |
ザ・ブラックオニキス メルクリウスプリティ スタークルーザー 三國志V 蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン |
X68000用ゲームソフト |
ファンタジーゾーン FZ戦記アクシス スタークルーザー 蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン テトリス |
X1用ゲームソフト |
ジャック/ラスベガス連続殺人 ザ・ブラックオニキス スタークルーザー ワイルドウエスタン 蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン |
FM TOWNS用ゲームソフト |
パワーモンガー 餓狼伝説スペシャル スタークルーザー プリンス・オブ・ペルシャ2 レインボーアイランド |
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