シュルレアリスム 概念・技法

シュルレアリスム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 18:54 UTC 版)

概念・技法

シュルレアリスムの主な概念を知る上で重要なのは、1938年にパリで国際シュルレアリスム展が開催された際にブルトンとエリュアールの共編によって刊行された『シュルレアリスム簡約辞典』である[57]

オートマティスム

シュルレアリスムの基本概念はオートマティスムであり、オートマティスムは本来、生理学精神医学用語であったが、ブルトンは「理性による監視をすべて排除し、美的・道徳的なすべての先入見から離れた、思考の書き取り」という心的オートマティスムとして再定義した。これは言語の自動記述だけでなく、絵画表現においても同様であり、たとえば、アンドレ・マッソンは人為的なトランス状態で「自動デッサン」を制作し[58](1924年から25年にかけて『シュルレアリスム革命』誌に発表)[59]、イヴ・タンギーは、制作時に完全に自由になって思いがけない表現が生まれるように、事前に下絵を描くことはなかった[60]。また、偶然性を狙ったコラージュ、フロッタージュ、デカルコマニーなどの技法も意識の介入を排除して、無意識を表出させようという試みである[60]。実際、言語の自動記述が直接的であるのに対して、絵画の場合は描く行為・イメージ化において意識が介在するため、ピエール・ナヴィルは「絵画のオートマティスムは不可能である」と語っていた[58]

最初の自動記述の試みは、シュルレアリスムの運動が本格的に始まる前の1919年にブルトンとスーポーによって行われた。フロイトの自由連想法の影響を受けた自動記述は、理性に制御されない純粋な思考を表現するために、できるだけ無意識に近い状態で浮かんでくる言葉を書き付けて行った。次第にその速度を上げることで、主語(主体性)が排除され、内容も前後の脈絡のない抽象的な言葉やイメージの連続になる。スーポーとブルトンはこの実験を毎日8時間から10時間にわたって行った[61][62]。この結果は同年10月から12月の『リテラチュール』誌(第8号から第10号)に「磁場」として発表され[63][64][65]、翌1920年にシュルレアリスムの出版社オ・サン・パレイユフランス語版から刊行された[66]。自動記述の著書としては、1930年にエリュアールとブルトンによって発表された『無原罪の御宿り』も重要である[67]。ここには自動記述の試みとして、神経衰弱疑似症の実験、強烈な偏執狂の疑似症の実験、全身麻酔疑似症の実験、表現錯乱疑似症の実験、早発性痴呆症疑似症の実験などについて記述され[68]、表紙にはダリのエロティックな絵が掲載された[69]。だが、一方で、こうした自動記述の試みは、多くの場合、催眠状態で行われたため、危険を伴うものであった。1922年9月に行われた催眠実験は、バンジャマン・ペレ、ルネ・クルヴェル、ロベール・デスノスが被験者になり、催眠状態に入った3人が他の参加者の質問に答えるという霊媒実験(心霊実験)を模した試みであった。この様子についてブルトンが「霊媒の登場」と題する一種の報告書を書き、『リテラチュール』誌第2シリーズ第6号(1922年11月)に掲載した[70][71]。だが、催眠実験(睡眠実験)がエスカレートすると、被験者が自分自身や参加者に危害を加える恐れがでてきた。クルヴェルは自殺を企てようとし、デスノスは周囲の友人にナイフを持って襲いかかったという[72]。こうした危険性は、離人症幻覚に伴う死の危険とともに、ブルトン自らが1934年の『ミノトール』誌第3・4合併号掲載の「自動メッセージ」と題する記事で明らかにし[73]、事実上、これ以後、自動記述の実験は行われなくなった[74]

不気味なもの

フロイトが1919年に著した小論「ウンハイムリッヒドイツ語版」(不気味なもの)は、「驚愕をもたらすもの、不安をかき立てるもの、ぞっとするような恐ろしさを与えるもの」として[75]、シュルレアリスムの重要な概念の一つである。フロイトはこの論文で、ドイツ・ロマン派の作家E・T・A・ホフマンの短編小説砂男』を例に挙げて分析している[76]。ハンス・ベルメールが手足を切断された不気味で魅力的な人形(球体関節人形)を作るきっかけとなったのも、ホフマンのこの作品に基づいてジャック・オッフェンバックが作曲したオペラ『ホフマン物語』に登場する自動人形オランピアに触発されてのことであった[77]。マグリットの最初のシュルレアリスム作品とされるのは1926年制作の《迷える騎手》であるが[78]、1926年から27年にかけて制作された作品《鳥を食べる少女》や《殺意の空》には「気持ちをかき乱すような」鳥のイメージ[79]、特に血を流す鳥や死んだ鳥が多く描かれている。また、《鳥を食べる少女》の副題は「快楽」であり、同郷人の詩人ヌージェは、マグリットはこの作品でフロイトの快楽原則をさらに探求し、「快楽の残虐さ」を描いているという[79]

アルフレッド・ジャリソポクレスの『オイディプス王』に着想を得て書いた演劇『ユビュ王』(1896年刊行)は、シュルレアリスムの先駆、不条理演劇の先駆とされる作品であり[80]、ミロの一連の「ユビュ」作品[81]、エルンストの《オイディプス王》(1922年)、《ユビュ皇帝》(1923年)など、人間の心の混沌とした未知の領域、グロテスクで不気味な形象としてシュルレアリストが繰り返し取り上げた題材である[82]。写真家ドラ・マールのフォト・モンタージュ作品《ユビュ王の肖像》(1936年)では、アルマジロ胎児を撮ったネガフィルムを使い、のような形象により不気味さが強調されている[83]。ヴィクトル・ブローネルの水彩《K氏の奇妙な事例》(1934年)も「ユビュ王」に着想を得た作品で、当時、欧州で台頭しつつあった独裁者の不気味な形象としてブルトンに絶賛された(同じ年に油彩《ヒトラー》も発表している)[49][84][85]。同じく1934年制作の油彩《K氏の集中力》ではさらに太った男性の裸体にセルロイド製の小さい人形をたくさん貼り付けて不気味さを強調している[86]

このほか、ピカソが描いた牛頭人身の怪物「ミノタウロス」、アンドレ・マッソンの同じく「ミノタウロス」や恍惚状態で神託を告げた「ピューティアー」、または迷宮のモチーフ、ミロが1935年から1936年にかけて制作した一連の絵画『変身』などの神話・伝説の形象・モチーフが無意識の表象として取り上げられている。

また、女性の眼球を剃刀で切るシーンで始まるブニュエルとダリの『アンダルシアの犬』(1928年)は、「不気味なもの」を最も強力に表現した映画として、後のヒッチコック監督の作品、特に『』(1963年)などに影響を与えることになる[87]

客観的偶然

デペイズマン

シュルレアリストによって発掘されたロートレアモンの『マルドロールの歌英語版』(1868年)の一節「解剖台上のミシンとこうもり傘の偶然の出会い(のように美しい)」は、デペイズマン(異なった環境で生じる違和感、不安感、驚異)の例として挙げられることが多く、シュルレアリスムではデ・キリコマグリットエルンストの作品の特徴とされる[88]。一方で、ロシア・フォルマリズムシクロフスキーによって提唱された異化に近い概念でもあり[88]、ブルトンはこれを「客観的偶然フランス語版」の概念として提唱した。すなわち、偶然による2つのものの接近・出会いによって「現実の中に潜む超現実が露呈し、不可思議(驚異)が現出する」瞬間である[89]

コラージュ

エルンストが《近づく思春期……(昴)》(1921年)など多くの作品で用いたコラージュの技法もこのような発想に基づいている。キュビスムのコラージュ(パピエ・コレ)とシュルレアリスムのコラージュの違いは、パピエ・コレでは、あらかじめ意図された視覚的効果があり、そのために複数の要素の組み合わせるのに対して、エルンストのコラージュは、あらかじめ意図されたものではなく、既存の印刷物写真を組み合わせることで、その偶然性によって生み出される驚きや詩的イメージが重要になることである[90]。エルンストは絵画としてだけでなく、コラージュ作品と小説を組み合わせて「ロマン・コラージュ(コラージュ小説)」として発表した[注 8]。こうしたエルンストのコラージュについてアラゴンは「挑戦する絵画」と題する評論を発表した[90]。パピエ・コレ、コラージュの発想から後にモンタージュアサンブラージュの技法が生まれることになる[91]

フロッタージュ、グラッタージュ

「客観的偶然」の概念に基づいてエルンストが生み出した技法は、この他にもフロッタージュ(こすり出し)、グラッタージュ(削り出し)などがある。フロッタージュは、木目の浮いた床板から着想を得た技法で、板や石などの表面に直接紙を当てて、その凹凸鉛筆などでこすり出す方法である。《全都市》(1934年)などがこの技法で描かれている[92]

フロッタージュの応用であるグラッタージュは、キャンバス上に数種類の絵具を層状に塗り重ね、これを凹凸のある物体の上に載せ、次にパレットナイフで絵具層を削って、地塗層に物体の模様を写し出す技法である。代表作に《森と鳩》(1927年)がある[93]

デカルコマニー

同様の発想によるデカルコマニー(転写)は、1936年の『ミノトール』誌に発表されたオスカル・ドミンゲスの作品が最初のものとされる[94]。2つ折りにした紙に絵具を入れ、再び紙を開いて偶発的な模様を得る方法であり、これを絵画に応用すると、支持体(基底材)や絵具の性質によって異なった効果が生じる[95]

優美な屍骸

優美な屍骸」は絵画と文学の両方において行われた共同制作である。言葉による場合は、たとえば4人がそれぞれ任意に選んだ主語述語目的語補語を組み合わせる。素描の場合は、紙を4つ折りにしてつなぎ目の印だけ付け、各自が先に描かれた絵を見ないで順番に(つなぎ目の印から)続きを描いていくという方法である。「優美な屍骸」という言葉は、5人がそれぞれ選んだ言葉を組み合わせてできた「優美な屍骸は新しい葡萄酒を飲む(Le cadavre / exquis / boira / le vin / nouveau)」によるものである[96]。『シュルレアリスム革命』誌の第9・10合併号(1927年10月、テーマ「自動記述」)には、言葉による「優美な屍骸」作品のほか、素描作品も5点掲載され[97]、これ以後、主にエルンスト、マッソン、ブルトン、タンギー、ブローネル、マックス・モリーズフランス語版ジャック・エロルドフランス語版らによって制作された[96][98]。また、1948年にはポルトガルのシュルレアリスムの画家アントニオ・ドミンゲス、フェルナンド・アゼヴェド、アントニオ・ペドロ、モニーツ・ペレイラによって油彩による「優美な屍骸」の大作(150 x 180 cm)が発表された[99]

さらに造形においても、テーブルに女性の頭部、切断された手、ヴェール多面体を配置したジャコメッティの《テーブル》[100]オオカミ(実際にはキツネ)の剥製の頭部と尾部をテーブルの前後に固定したブローネルの代表作《狼-テーブル》(1939年)など、客観的偶然、デペイズマン、あるいは「不気味なもの」を表わす作品が制作された[101]

その他の技法

シュルレアリスムの技法としては、このほか、ヴォルフガング・パーレンが考案したフュマージュ、ダリ独自の「偏執狂的批判的方法フランス語版」、また、シュルレアリスム独自の技法ではないがダリやマグリットの作品の特徴として挙げられるトロンプ・ルイユ(だまし絵)[102]などがある。フュマージュは濡れたキャンバス(後に水彩絵具で描いたキャンバス)の表面をろうそくで燻して黒い跡を付ける技法であり、幻影、亡霊、夢などを表現するオートマティスムの技法として、ダリも作品の一部に使用している[103][104]

ダリの偏執狂的批判的方法は、フロイトの精神分析やリヒャルト・フォン・クラフト=エビングの『性的精神病質(Psychopathia sexualis)』に深い関心を抱いていたダリが、これらを独自に解釈して1930年代に絵画理論として提唱したものであり、オートマティスムとは対照的に、技巧的で緻密な表現である[105]

トロンプ・ルイユの作品を多数制作したのは16世紀イタリアの画家ジュゼッペ・アルチンボルドであり、その奇抜さ、独創性によって20世紀になってから、主にシュルレアリストによって発掘・再評価された画家である[13]

なお、絵画におけるオートマティスムは、後の抽象表現主義、アンフォルメルなどの絵画運動、さらにはアクション・ペインティングなどの表現様式を生むきかっけとなった[58]


注釈

  1. ^ 日本では「超現実主義」のほか、カタカナ表記はフランス語と英語の発音が混同され「シュールレアリスム」、「シュールリアリスム」、「シュールレアリズム」、「シュールリアリズム」、「シュルレアリズム」、「シュルリアリズム」、「シュルリアリスム」などの表記揺れがある。
  2. ^ フランス語発音: [sy(ʁ)ʁealism]
  3. ^ 英語発音: [səˈri(ə)lɪz(ə)m]
  4. ^ ジャン=ルイ・ベドゥアンの邦訳には、著書『シュルレアリスムの20年 1939-1959』(三好郁朗訳、法政大学出版局(りぶらりあ選書)1971年)のほか、彼が編纂した『アンドレ・ブルトン』(稲田三吉笹本孝共訳、思潮社(セリ・ポエティク)1969年)、『ブルトン詩集』(稲田三吉・笹本孝共訳、思潮社、1974年)がある。
  5. ^ ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナの邦訳には、『グレゲリーア抄』(2007年)、『乳房抄』(2008年)、『サーカス ― えも言われぬ美しさの、きらびやかにして、永遠なる』(2018年)などがある。いずれも平田渡訳、関西大学出版部(関西大学東西学術研究所訳注シリーズ)。
  6. ^ ヴィーチェスラフ・ネズヴァルは『性の夜想曲 - チェコ・シュルレアリスムの〈エロス〉と〈夢〉』(赤塚若樹訳、風濤社、2015年)やゴシック小説『少女ヴァレリエと不思議な一週間』(赤塚若樹訳、風濤社、2014年)を著している。
  7. ^ 最初の邦訳は、1952年に青柳瑞穂の翻訳により木馬社から刊行された。
  8. ^ 邦訳に『百頭女』(1996年)、『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』(1996年)、『慈善週間または七大元素』(1997年)がある。いずれも、巌谷国士訳、河出書房新社河出文庫)刊。

出典

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