グスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 04:27 UTC 版)
グスク(御城)もしくはスク(城)とは、南西諸島の内、沖縄地方領域である奄美群島(鹿児島県)から八重山諸島(沖縄県)の沖縄弧とも呼ばれる地域にかけて、多数存在するグスク時代の遺跡。本土の戦国時代の城とは異なり、戦いに備えた建築物とは限らず、館や拝所であったと考えられるものもあり、地域、時期、により形態や呼び方に違いがある。三山時代には王や按司の居城となっていた。
注釈
出典
- ^ 仲松弥秀『神と村』(1990年)、梟社、ISBN 978-4787763013
- ^ a b 沖縄の世界遺産(せかいいさん)(沖縄県教育庁文化財課)
- ^ a b c d 世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」(「世界遺産オンライン」:文化庁)
- ^ ここでは単独項目のあるもの、国や県指定のグスク・遺跡など。太字は世界遺産指定。以下同じ
- ^ 沖縄県教育委員会(1983)。なお、上記以外にも多数の未確認のグスクがある。
固有名詞の分類
- グスクのページへのリンク