キングコブラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 06:16 UTC 版)
人間との関係
山地の森林に生息しているため、インドコブラなどに比べれば人との接触は多くはないが、山間部にある村や人家には、餌となるヘビが鼠等を追って侵入するのをさらに追う形で出没することもある。タイ王国ではキングコブラは「神聖な動物」として無闇に殺すことが戒められているため、キングコブラが頻繁に出没する地域では、屋内に侵入した個体を傷つけずに捕獲して人里離れた場所へ放す専門の職業が存在している。インドにおいては保護の対象であり、殺傷した場合は禁固刑が課せられる[2]。
上記の様に主な生息地が人里から離れた山林であることに加え、人の気配を察すれば1m近く鎌首を持ち上げた威嚇姿勢を採るため、気付かずに近付いて誤って噛まれる被害はインドコブラやクサリヘビ等と比べて少ない。
繁殖時を除けば基本的に温和な性格であるため、飼育下や研究下で人への咬傷例は少ないが、パスツール研究所で研究員が餌を与えようとした際に指を咬まれた事例では研究員への救命措置に1リットルもの抗毒血清を要したという。
日本で飼育実績を持つ施設は、ジャパンスネークセンター[5]、体感型動物園iZoo[6]である。
過去に草津熱帯圏、恩賜上野動物園両生爬虫類館(2007年9月17日死亡)などで飼育されていた。
天敵
クジャクは神経毒への耐性があると信じられていたことから、インドで誕生した仏教では邪気(毒)を払う象徴として孔雀明王の信仰が存在する。
参考文献
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- 『小学館の学習百科図鑑36 両生・はちゅう類』、小学館、1982年、117頁。
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、181頁。
- 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、131頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、131頁。
- 山田和久 『爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ』、誠文堂新光社、2005年、107頁。
- 田原義太慶『毒ヘビ全書』グラフィック社、2020年。ISBN 9784766133134。
関連項目
- 1 キングコブラとは
- 2 キングコブラの概要
- 3 分布
- 4 人間との関係
- 5 外部リンク
キング・コブラ
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キング・コブラ (King Kobra)は1984年に結成されたグラム・メタルバンド。ドラマー、カーマイン・アピスがオジー・オズボーンのバンドから離れ、結成した。1stアルバムと2ndアルバムの間、バンドは比較的無名のミュージシャンによって構成されていた。このキャピトル・レコードから出した2枚のアルバムの後、カーマイン・アピスは解散を決断し、ジョン・サイクス率いる、ブルー・マーダーに参加した。
- 1 キング・コブラとは
- 2 キング・コブラの概要
キングコブラと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
ワシントン条約付属書II類 |
マダラヤドクガエル ボネリークマタカ キングコブラ オオアタマヨコクビガメ フィッシャーカメレオン |
コブラ科 |
エラブウミヘビ コモンデスアダー キングコブラ タイガースネーク アマガサヘビ |
映画作品 |
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