ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/08 07:24 UTC 版)
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- 世界遺産委員会の決議では、この基準の適用理由について、「ウベダとバエサにおける16世紀建築と都市計画の事例は、スペインにルネサンスの理念を導入する手助けとなった。その設計の中心的建築家アンドレア・バンデルビラ(原文ママ)の出版物を通じて、これらの事例はラテン・アメリカにも普及した」[10]と説明された。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- 世界遺産委員会の決議では、この基準の適用理由について「ウベダとバエサの中心区域は、16世紀初期スペインにおけるルネサンス様式について、建築と都市計画の顕著な初期の例証を構成している」[10]と説明された。
参考文献
- ICOMOS (2003), Ubeda-Baeza (Spain)/ Ubeda-Baeza (Espagne) (PDF)
- フィオナ・ダンロップ (2003) 『ナショナルジオグラフィック海外旅行ガイド スペイン編』第2版、大久保みどりほか訳、日経ナショナルジオグラフィック社
- フランス ミシュランタイヤ社 (1998) 『ミシュラン・グリーンガイド スペイン』第2版、実業之日本社
- 世界遺産アカデミー監修 (2006) 『世界遺産学検定公式テキストブック2』講談社
- 世界遺産アカデミー監修 (2012) 『すべてがわかる世界遺産大事典・下』マイナビ
関連項目
- ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群のページへのリンク