アリスソフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 02:54 UTC 版)
配布フリー宣言
配布フリー宣言とは、アリスソフトによる著作物の一部をユーザーが配布することを認めるものである。
発売から相当な時間が経ち、入手困難となったソフトの回転を促進するため、あるいは新作の販促活動の一環として、配布フリー宣言が為される。前者の場合、PC-9801時代かそれ以前のタイトルのような、開発費を回収しきった古いタイトルが指定される。後者の場合、現世代のOSでプレイ可能であったり、一部の中古ショップでは普通に取り扱われているような、比較的新しいタイトルが指定される。また、近年の新作コンピュータゲームにはつきもののPVも、アリスソフトにおいては配布フリー宣言のもとで扱われる。
配布形態としては、WEB上へのアップロードのほか、ファイル共有ソフトなどによる不特定多数の人への公開も認めている。最新OSへの対応やエミュレータ形式への変換は認められているが、それ以外の改造は禁止となっている。また、サポートには応じないが、著作権は放棄していない[9]。
作品リスト
チャンピオンソフト時代の作品については「チャンピオンソフト」を参照。
アリスソフト
下記リスト中の*印は配布フリー宣言の対象作品。
- 『ランス』シリーズ
- 『闘神都市』シリーズ
- 闘神都市 *
- 闘神都市2 *
- 闘神都市2 そして、それから…(全年齢)
- 闘神都市III
- 『ぱすてるチャイム』シリーズ
- 『超昂』シリーズ
- 超昂天使エスカレイヤー
- 超昂閃忍ハルカ
- 超昂天使エスカレイヤーR
- 超昂神騎エクシール
- 超昂大戦エスカレーションヒロインズ
- 『大』シリーズ
- 『にょ』シリーズ
- かえるにょ・ぱにょ〜ん
- かえるにょ国にょアリス
- ままにょにょ
- 『D.P.S.』シリーズ
- D.P.S. *
- D.P.S. SG *
- D.P.S. SG set2 *
- D.P.S. SG set3 *
- Super D.P.S. *
- D.P.S. 全部 *
- 『DALK』シリーズ
- 『AmbivalenZ』シリーズ
- AmbivalenZ -二律背反- *
- AliveZ
- 『ぷろすちゅーでんと』シリーズ
- ぷろすちゅーでんとG *
- ぷろすちゅ★でんとGood
- 『妻』シリーズ
- 『イブニクル』シリーズ
- イブニクル
- イブニクル2
- 『ALICEの館』シリーズ
- アリスCD、会員限定他
- 乙女戦記 (全年齢)
- Only You -世紀末のジュリエット達-
- 学園KING -日出彦 学校をつくる- *
- いけないかつみ先生 -患者さんおいたはだめよん-
- HUSHABY BABY ハッシャバイベイビー
- 人間狩り
- 学園KING 番外編 *
- ウルトラ魔法少女まなな(全年齢)
- エドランゼ
- 単発作品
- Intruder -桜屋敷の探索- *
- CRESCENT MOON がぁる *
- あぶないてんぐ伝説 *
- Dr.STOP! *
- あゆみちゃん物語 *
- 宇宙快盗ファニーBee *
- 夢幻泡影 *
- 戦巫女 -Vestal virgin-(全年齢)
- 零式
- アトラク=ナクア
- 王道勇者
- DiaboLiQuE
- 守り神様
- ママトト 〜a record of war〜
- DARCROWS
- PERSIOM -約束の集う場所-
- SeeIn青 -シーンAO-
- 夜が来る! -Square of the MOON-
- Only you -リ・クルス-
- シェル・クレイル 〜愛しあう逃避の中で〜
- ナイトデーモン-夢鬼-
- 魔女の贖罪
- GALZOOアイランド
- よくばりサボテン
- だぶる先生らいふっ
- お嬢様をいいなりにするゲーム
- ばにしゅ! 〜おっぱいの消えた王国〜
- 僕だけの保健室
- ももいろガーディアン
- しゃーまんず・さんくちゅあり 巫女の聖域
- 母娘乱館
- どらぺこ! 〜おねだりドラゴンとおっぱい勇者〜
- 武想少女隊ぶれいど☆ブライダーズ
- はーとふるママン
- 母爛漫
- ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう[10][11]
- 奥さまの回復術[12]
Alice Blue
Alice noir
- Nor
- 翡翠の眸
IMYUIC
- ヘンタイ・ラビリンス[3]
主なスタッフ
アリスソフト移行後の主なスタッフのみ記述。チャンピオンソフト時代のスタッフについては「チャンピオンソフト」を参照。
- 会長
- wild child(白木善喜)
- 代表取締役社長
- しらきんぐ(白木慶喜)
- 顧問
- 相談役
- YUKIMI
- プロデューサー
- ぷりん
- ディレクター・ゲームデザイン
- HIRO
- イマーム
- 風麟
- よーいちろー
- IMAYUI[3]
- シナリオ
- ふみゃ
- ヨイドレ・ドラゴン
- ダイスころがし
- メイン原画
- グラフィッカー・サブ原画
- タケペン
- えびちり
- ひさと
- 天然水
- たっくん
- 遊喜
- エフェクト・ユニットデザイン・3D
- 慶
- 好緒
- K
- ときすでにおすし
- 背景美術
- なかじー
- 古介
- れんれん
- 荒尾
- 音楽(ASTLYRE)
- 水夏える
- プログラム
- やすべ
- 魅月
- こころ
- 白牡丹
- 番兵
- らむだ
- やよい
- 板丸
- クロム
- デバッガー・スクリプト・進行管理他
- む〜みん
- 鉄鉱石
- 天雪ハルカ
- Standstill
- BISON
- 破魔矢
- 生ダム
- ムース
- 業務部
- OKAMURA
- ワタナベ
- macky
- 桜秀蘭
- コマツ
- ADASA
- 外注メイン原画
- 外注シナリオ
- 永沢壱朗
- TAMAMI
- 松本ドリル研究所(なす)
- 春原陽
- 犬丼
- 真条明
- 蒼井村正
- 若林浩太郎
- 庵穴段刃
- 臼場影郎
- 上島向陽
- 外注コンポーザー
- DRAGON ATTACK!(◯太郎、雷丸)
- ALNEAR(琉姫アルナ・ALVINE)
- 外注その他
- 七薙
- cao.
- 外注サブ原画・ゲストキャラクターデザイン・SD原画
- 退社後外注
- 退社
- ^ a b c 今俊郎、黛宏和 (2019年8月1日). “【ゲームの企画書】エロゲー業界の重鎮アリスソフトのTADA氏が駆け抜けた現場30年。平成に始まり平成に終わった『Rance』シリーズを完結させた「作り続ける人」が向かう先(1ページ目)”. 電ファミニコゲーマー. マレ. 2020年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月4日閲覧。
- ^ Alice Blue、ふみゃ (2004年7月16日). “開発休止のお知らせ”. Alice Blue. チャンピオンソフト. 2009年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月12日閲覧。
- ^ a b c d e “アリスソフトの新ブランド・IMYUICが同人RPGでデビュー!? 噂の『HENTAI LABYRINTH』をディレクター・IMAYUI氏のインタビュー付きで大特集!!”. bugbug.news (2020年8月11日). 2020年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月27日閲覧。
- ^ a b 『電撃王 増刊 電撃姫 Vol,1』(1997年発行)p.12
- ^ “著作権ガイドライン”. アリスソフト公式サイト. アリスソフト. 2020年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月6日閲覧。
- ^ 川崎政一郎 (2013年11月30日). “あのシナリオをどうやって3DSに? 20年の時を経て甦る「闘神都市」の疑問を,イメージエポック・御影氏とアリスソフト・TADA氏に聞いてきた”. 4Gamer.net. 2019年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月27日閲覧。
- ^ 福山幸司 (2019年6月7日). “平成元年に始まり平成で終わった美少女ゲーム『ランス』シリーズを振り返る。各種文献から見るアリスソフトとTADA氏の軌跡”. 電ファミニコゲーマー. 2020年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月12日閲覧。
- ^ “ドーナドーナ公式ブログ【枕】”. アリスソフト公式サイト. アリスソフト (2020年8月20日). 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月27日閲覧。
- ^ “配布フリー宣言”. アリスソフト公式サイト. アリスソフト. 2020年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月27日閲覧。
- ^ “ドーナドーナ公式ブログ【東雲】”. アリスソフト. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “【TG Leaks】TG10月号8/21(金)発売! SAGA PLANETS最新作『かけぬけ★青春スパーキング!』を表紙&スタッフインタビューで大特集!!”. TECH GIAN. 2020年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “奥さまの回復術”. 2022年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月28日閲覧。
- ^ “【ハニワ開発室】2011年の総括&〆のご挨拶 : アリスソフトBlog”. アリスソフト (2011年12月22日). 2012年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月27日閲覧。
- ^ a b “私のアリスソフト史17(2012-2014)”. ハニワ開発室 (2022年4月7日). 2022年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月13日閲覧。
- ^ “【ハニワ開発室】春は出会いと別れの季節 : アリスソフトBlog”. アリスソフト (2012年3月12日). 2019年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月12日閲覧。
- ^ “ご報告 わたくしPKタートルズは一身上の都合により昨年末を持ちましてアリスソフトを退社致しました。”. Twitter. 2020年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月22日閲覧。
- ^ a b “『ランス01 光をもとめて』を手掛けたイラストレーター・魚介氏と、ディレクター・いってんちろく氏が「アリスソフト」を退社”. インサイド (2021年6月16日). 2021年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月16日閲覧。
- 1 アリスソフトとは
- 2 アリスソフトの概要
- 3 沿革
- 4 配布フリー宣言
- 5 関連書籍
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