よんでますよ、アザゼルさん。
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テレビアニメ
2010年12月にテレビアニメ化が発表された後、2011年4月から同年7月まで、毎日放送、AT-X、BS11、TOKYO MXにて15分枠で放送された。全13話。担当声優やスタッフはOAD版から継続。
2012年11月に公式サイトにて第2期の制作が発表された。『よんでますよ、アザゼルさん。Z』(よんでますよ、アザゼルさん。ゼット)のタイトルで、2013年4月から同年6月まで放送された。全13話。放送局は第1期を放送していた4局に加え、チバテレビ、tvk、テレ玉、テレビ愛知、TVQ九州放送が追加されている。
アニメでは下ネタ・暴力シーン・流血シーン・女性蔑視などの過激な表現が一部変更・カットされている。それ以外にも、他誌や他作品のキャラクターを使ったパロディや固有の商品名を挙げる場面なども同様にカットされ、アニメオリジナルで代用している。
スタッフ(テレビアニメ)
- 原作 - 久保保久(講談社「イブニング」連載)
- 監督 - 水島努
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 谷口淳一郎
- プロップデザイン - 植田実
- 美術監督 - 小倉宏昌(第1期)、岩熊茜(第2期)
- 色彩設計 - 佐藤真由美(第1期)、土井和(第2期)
- 撮影監督 - 荒井栄児
- 編集 - 植松淳一
- 音響監督 - 若林和弘
- 音楽 - 高木隆次
- プロデューサー - 飯田郁乃・角谷謙二(第1期)、土屋潤一郎(第2期)、林玄規
- アニメーションプロデューサー - 川口徹(第1期)、大上裕真(第2期)
- アニメーション制作 - Production I.G
- 製作協力 - 講談社、キングレコード、クロックワークス、メモリーテック、フロンティアワークス(第2期)
- 製作 - 芥辺探偵事務所(第1期)、芥辺探偵事務所Z(第2期)
主題歌・挿入歌
- 第1期
-
- オープニングテーマ「ぱんでみっく!!」
- 作詞 - nyanyannya / 作曲 - sham / 編曲 - Team.ねこかん[猫] / 歌 - Team.ねこかん[猫] featuring.米倉千尋
- エンディングテーマ「Like a Party」(最終話のみ)[37]
- 作詞・作曲 - nyanyannya / 編曲 - Team.ねこかん[猫] / 歌 - Team.ねこかん[猫] featuring.米倉千尋
- 挿入歌
- 第2期
-
- オープニングテーマ「りばいばる!」(第1話ではエンディング)
- 作詞 - nyanyannya / 作曲 - sham / 編曲 - Team.ねこかん[猫] / 歌 - Team.ねこかん[猫] featuring.米倉千尋
- 挿入歌
-
- 「もももももっさんのテーマ」(第1話)[39]
- 作詞 - 水島努 / 作曲・編曲 - 高木隆次 / 歌 - なぞのおにいさん(cv.浪川大輔)
- 「まあ不可思議アバンチュール」(第7話)
- 作詞 - 水島努 / 作曲・編曲 - 高木隆次 / 歌 - ドンボルカン山口
- 「変なうた」(第9話)
- 作詞 - 水島努 / 作曲・編曲 - 高木隆次 / 歌 - 変人48面相(Cv. 三木眞一郎)
- エンディングテーマ「Sticky Lucky Stupids」(最終話のみ)
- 作詞 - nyanyannya / 作曲 - sham / 編曲 - Team.ねこかん[猫] / 歌 - Team.ねこかん[猫] featuring.米倉千尋
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | ||||||
第1話 | 登場!悪魔探偵と悪魔とバイト | 谷村大四郎 | 水島努 | 谷口淳一郎 | - | |
第2話 | 魔界のプリンス | 後藤みどり | 湖山禎崇 | |||
第3話 | 漢達の革命 | 満仲勧 | きしもとせいじ | |||
第4話 | 妬き魚 | |||||
第5話 | 哀☆カレー博 | 後藤みどり | 岩崎太郎 | 中島千明 | ||
第6話 | 暴虐のモロク | |||||
第7話 | 妬き魚、再び | 谷村大四郎 | 湖山禎崇 | 植田実 | ||
第8話 | ヒモティス | |||||
第9話 | 苺の戦士 登場ニョリンwww | 後藤みどり | 満仲勧 | きしもとせいじ | ||
第10話 | イチゴのカレーを召しあがれ! | |||||
第11話 | アルピニストエンジェル | 谷村大四郎 | 水島努 | 植田実 | ||
第12話 | 汚い大家 善い大家 | 河野真貴 | ||||
第13話 | べーやん | 谷口淳一郎 | ||||
第2期 | ||||||
第1話 | 愚兄賢弟 | 谷村大四郎 | 水島努 | 黒岩裕美 | 谷口淳一郎 | |
第2話 | 牛は見た! | 加々美高浩 | ||||
第3話 | 痔のカリスマ | 後藤みどり | 湖山禎崇 | 一居一平 | ||
第4話 | 絶望のエウリノーム | 勝谷遥 | ||||
第5話 | 恵、動く | ひいろゆきな | 植田実、頂真司 | 黒岩裕美 | ||
第6話 | 純天使、ベィビィ | つなきあき、谷口元浩 | ||||
第7話 | 龍神湖殺人事件(前編) | 谷村大四郎 | 井端義秀 | 片桐貴悠 | ||
第8話 | 龍神湖殺人事件(後編) | 飯飼一幸 | ||||
第9話 | 博物館へようこそ | 後藤みどり | 満仲勧 | 一居一平、折井一雅 | ||
第10話 | THE END OF SON | 折井一雅、宗崎暢芳 ウクレレ善似郎 | ||||
第11話 | あっちゃんの現実 | 谷村大四郎 | 湖山禎崇 | 小林敦 | 片桐貴悠 | |
第12話 | あくま | 満仲勧 小林敦 |
飯飼一幸、宗崎暢芳 頂真司、大道寺美穂 ウクレレ善似郎 | |||
第13話 | やみ | 水島努 | 黒岩裕美 | - |
放送局
ネット配信以外は、第1期は『変ゼミ』と、第2期は『波打際のむろみさん』とのセット放送。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
日本全域 | AT-X | 2011年4月8日 - 7月1日 | 金曜 23:00 - 23:15 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
BS11 | 金曜 23:30 - 23:45 | BS放送 | ANIME+枠 | ||
東京都 | TOKYO MX | 金曜 25:30 - 25:45 | 独立UHF局 | ||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2011年4月9日 - 7月2日 | 土曜 26:58 - 27:13 | TBS系列 | アニメシャワー 第3部前半 |
日本全域 | ニコニコチャンネル | 2011年4月11日 - 7月4日 | 月曜更新 | ネット配信 | |
バンダイチャンネル | 2011年4月18日 - 7月11日 | 月曜 12:00 更新 | |||
第2期 | |||||
東京都 | TOKYO MX | 2013年4月6日 - 6月29日 | 土曜 25:00 - 25:15 | 独立局 | |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 土曜 27:28 - 27:43 | TBS系列 | アニメシャワー 第4部前半 | |
埼玉県 | テレ玉 | 2013年4月7日 - 6月30日 | 日曜 23:30 - 23:45 | 独立局 | 第1期は未放送 |
千葉県 | チバテレビ | ||||
神奈川県 | tvk | ||||
愛知県 | テレビ愛知 | 2013年4月8日 - 7月1日 | 月曜 26:05 - 26:20 | テレビ東京系列 | |
福岡県 | TVQ九州放送 | 月曜 26:30 - 26:45 | |||
日本全域 | AT-X | 2013年4月11日 - 7月4日 | 木曜 21:00 - 21:15 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
BS11 | 2013年4月12日 - 7月5日 | 金曜 23:00 - 23:15 | BS放送 | ANIME+枠 | |
バンダイチャンネル | 金曜 24:00 更新 | ネット配信 | |||
ニコニコ生放送 | 金曜 24:30 - 24:45 | ||||
ニコニコチャンネル | 金曜 24:45 更新 |
Blu-ray Disc / DVD
Blu-ray Disc、DVDともに全3巻で発売されている。本編のほかにキャストが本作品を語る特典映像、監督の水島努と原作者の久保保久によるオーディオコメンタリーが収録され、特別CDや16Pブックレットが付属する。さらに、初回製造分のみ全巻購入者対象イベント(2011年10月開催)の参加申込券が封入された。これらの特典はBD・DVD共通である。
巻数 | 発売日 | 収録内容 | 特典映像・CD | 規格品番 |
---|---|---|---|---|
第1期 | ||||
1 | 2011年6月22日 | 第1話 - 第4話 | ノンクレジットオープニング・エンディング 「おでかけですよ、佐隈さん。」(出演 - 佐藤利奈) 特別DJCD「かたりますよ、アザゼルさん。」(出演 - 小野坂昌也、神谷浩史) |
KIZX-13(BD) KIZB-67(DVD) |
2 | 2011年7月27日 | 第5話 - 第8話 | 「おでかけですよ、ベルゼブブさん。」(出演 - 神谷浩史) 挿入歌「マシュマロDJ」 オリジナルサウンドトラック |
KIZX-15(BD) KIZB-69(DVD) |
3 | 2011年8月24日 | 第9話 - 第13話 | 「おでかけですよ、アザゼルさん。」(出演 - 小野坂昌也) 挿入歌「ストロベリーマジック ♥♥♥にょりん♥♥♥」 オリジナルサウンドトラック |
KIZX-17(BD) KIZB-71(DVD) |
イベント
DVD全巻購入イベント『おいでませ、アザゼルさん。』が2011年10月9日に開催された。その模様は後にDVD化されている。
- ^ a b “「よんでますよ、アザゼルさん。」11年の連載に幕、小野坂昌也らのコメントも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年12月11日) 2023年2月28日閲覧。
- ^ a b “『よんでますよ、アザゼルさん。(1)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “イブニングが23年間の歴史に幕、最終号に「アザゼルさん。」「ギャングキング」読み切り”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月28日) 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん』、連載10周年記念! Blu-ray BOX発売決定”. livedoor NEWS. (2017年3月24日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ 70話より
- ^ 単行本4巻のおまけより。
- ^ ただし、ミカエルは神の言動に対し、他の三人とは違いツッコミを入れている。
- ^ 私欲で悪魔を召喚して、グリモアの罰を受けた岡田に対して「同情するよ」と述べ、旧知の仲であった陰光の葬儀に参列した際は、孫の光太郎に対して二度とこの世界に首を突っ込まないよう警告した。
- ^ 祖父によりグリモアの読み方を教えられている。ただし、何に使うものかはアクタベが来るまで知らなかった。
- ^ アクタベいわく「遺産のことがなければ、何の得にもならないエロガキを引き取るわけがない」。
- ^ トイレットペーパーの代わりにグリモアのページを破り、用便を済ました。
- ^ 小山内曰く「両親は漫画と聞いただけで怒り狂う人」。父母ともに出勤しているため未登場。
- ^ ただし、ちゃんと仕事をこなすアシスタントを素直に褒めたり、主催者として司会を行うなど、常識的な思考を持ち合わせており、笹岡の非による確執で引き起こされたものとも見られる。
- ^ さくまは原作第9話でベルゼブブに頭を出血するほどつつかれたり、第47話でアザゼルに尻をセクスカリバーで刺されたりしている。
- ^ アニメ版は「野々宮いちご」と表示されている。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(2)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(3)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(4)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(5)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『DVD付き初回限定版 よんでますよ、アザゼルさん。(5)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(6)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(7)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(8)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(9)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(9)限定版』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(10)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(11)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『DVD付き よんでますよ、アザゼルさん。(11)限定版』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(12)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『CD付き よんでますよ、アザゼルさん。(12)限定版』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(13)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(14)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(15)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。(16)』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。 アニメ化できました編』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “『よんでますよ、アザゼルさん。 アニメ化できませんでした編』(久保 保久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年2月28日閲覧。
- ^ 放送では基本的にエンディングテーマは挿入されておらず、本編中にスタッフロールが流れている。
- ^ 劇中アニメ『ストロベリーマジック』の主題歌。第10話のエンディングとして挿入された。
- ^ 劇中アニメ『もももももっさん』の主題歌。第1話のオープニングとして挿入された。
- ^ “「DGS」のふたりがW受賞! 第2回アニラジアワード、8部門の大賞を発表!”. アニメイトTV. 2016年3月31日閲覧。
- ^ a b “舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」”. Nelke Planning / ネルケプランニング. 2023年1月21日閲覧。
- ^ 「「よんでますよ、アザゼルさん。」来年2月に舞台化、主演は小野坂昌也」『コミックナタリー』ナターシャ、2022年12月26日。2023年1月21日閲覧。
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