こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉最後の日 | |
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ジャンル | テレビアニメ / ギャグアニメ / アクション / 特別番組 |
原作 | 秋本治(集英社「週刊少年ジャンプ」) |
企画 |
情野誠人(フジテレビ) 麻生一宏(ADK) |
脚本 | 山田隆司 |
監督 | しぎのあきら |
演出 | しぎのあきら |
声の出演 |
ラサール石井 宮本充 森尾由美 佐山陽規 今井敦 かねこはりい 西村仁 家中宏 土居裕子 荒川亮 赤星昇一郎 外波山文明 小村哲生 小宮孝泰 齋藤彩夏 竹内順子 神谷明 草尾毅 置鮎龍太郎 森田成一 ほか |
音楽 |
佐橋俊彦 米光亮 |
オープニング | 堂島孝平「葛飾ラプソディー」 |
エンディング | 両津勘吉とこち亀うぃ〜ん合唱団「おいでよ亀有」 |
話数 | 全1話 |
各話の長さ | 60分 |
製作 | |
プロデューサー |
橋爪駿輝(フジテレビ) 高橋知子(ADK) |
制作 | ぎゃろっぷ |
製作 |
フジテレビ ADK |
放送 | |
映像形式 | 文字多重放送[注 1] |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年9月18日 |
放送時間 | 日曜日 9:00 - 10:00 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1回 |
こちら葛飾区亀有公園前派出所〜THE FINAL 両津勘吉最後の日〜 - フジテレビ |
概要
2008年10月26日・11月2日に放送された『こちら葛飾区亀有公園前派出所 目指せ! 亀有スーパースター!! 〜両津式アイドルへの道!〜』から8年ぶりに制作されたアニメ版として、原作連載40周年を記念する形で放送されることになった[1]。放送前日の9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)第42号で、原作版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載が終了したため、原作最終回も記念する形となる。シリーズとしては初にして唯一のハイビジョン制作となる。
アバンタイトルは、両津勘吉、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎、本田速人が「テ、テ、テレビを見るときは、部屋を明るくしてはなれて見てね!」と歌い注意を促すものが使用されている[注 2]。
ゲストキャラクターの声優には、竹内順子、神谷明、草尾毅、森田成一、置鮎龍太郎といった様々な『週刊少年ジャンプ』のアニメ作品に多数出演した声優が起用されている[2]。
日暮熟睡男・擬宝珠纏・両津勘兵衛は、レギュラー放送終了後に放送されたスペシャル版としては初登場となる[注 3]。セリフはないが、両津の父・銀次と母・よねも両津の爆死する場面をテレビで見ているという形で後姿のみ登場している。
本作のオープニングでは、これまでのアニメ版に未登場であった御堂春、飛鷹月光、飛鷹日光、スペース・ダンシング刑事クララ、アントワネットが初登場している。他にも、過去にアニメ版で登場したことがあるキャラクター[注 4]も一瞬ではあるが多数登場している。エンディングは原作である漫画版からの名場面(両津・中川・麗子の初登場シーンなど)が使われた。
番組の最後には「秋本先生からのメッセージ」と題し、原作者の秋本治描き下ろしによる両津のセリフ付きイラストが映し出された。
視聴率は、6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
ストーリー
ボーナスでドローンを購入しようと変装して銀行に向かう両津だったが、いつものように商店街の人たちに追い詰められ逃げ出す。しかし8年間忘れ去られていて激怒した日暮によって全額借金返済に当てられてしまい、自力でドローンを作るはめになった。そんなある日、両津は祖父の勘兵衛が監視カメラでスパイをしているのを目撃し、両津の悪行の映像を削除する代わりに秘密にすることを彼と約束する。
その日の夕方、親戚でもある超神田寿司で出前のアルバイトをしていた両津は、玉突き事故の現場で怪しげな集団が一人の少女を誘拐するのを目撃する。勘兵衛らの協力もあって救出に成功するが、その少女は「アッタカイーノ王国」から東京見学で来日したサブリナ王女だった。サブリナは自分とそっくりの檸檬と意気投合して仲良くなり、両津は臨時ボーナスが出るのを理由にサブリナの護衛をすることになる。スケジュールが残っているが、東京見物をしたいと願うサブリナの気持ちを汲んだ檸檬は、お互いに入れ替わろうと提案する。両津は「檸檬を危険な目に遭わせるわけにはいかない」と断るが、サブリナのペンダントがボーナスより価値があると思い、欲に目がくらんで入れ替わるのを許し、中川と麗子にサブリナに扮した檸檬の護衛を頼む。
翌日、両津はサブリナと共に東京下町の観光を楽しむが、その一方でホテルの飲食会にて誘拐犯の策略により檸檬が誘拐されてしまう。両津は勘兵衛や特殊刑事課の面々、爆竜大佐の力を借りて誘拐犯を退治し檸檬を救うが、誘拐犯が所持していた爆弾が落としたはずみで作動し始めた。両津は街を救おうと東京スカイツリーの頂上で爆弾を投げ捨てようとするが、あと一歩のところで爆弾が両津の手に絡まって爆発し両津は死亡。両津は閻魔大王に会うも、地獄と天国の住民から受け入れを拒否されて地上に戻される。サブリナも檸檬も両津の無事を喜んで涙を流し、後日サブリナは両津と檸檬に別れを告げて帰国した。
そのあとは何事もなかったかのようにいつも通りの日常を過ごす両津だが、上司の大原から手柄を認められた直後、スカイツリーの弁償代として百億円の請求書を見せられる。当然そんな大金を払えるわけもなく、両津は「わしは絶対、受け取りませ〜ん!」と言っていつものように大原から逃げ出す。それを見ていた中川と麗子も笑みを浮かべるのだった。
注釈
- ^ 両津の声は黄色、麗子の声は水色、大原の声は緑色で表示される。
- ^ レギュラー放送版の第92話から第209話まで使われた物のリメイク版で、およそ15年ぶりの復活である。
- ^ 3人とも12年ぶりの登場であり、日暮は第329話「日暮たずねて三千里」、纏は最終回(第344話)おまけ、勘兵衛は第337話「ダンス・ダンス・ダンス」以来である。
- ^ 寺井洋一、麻里愛、戸塚金次、ボルボ西郷、恵比須海老茶、電極+、左近寺竜之介、絵崎コロ助、麻里晩、丸出ダメ太郎、度怒り炎の介、チャーリー小林、凄苦残念(法条正義)、乙姫菜々、小野小町、清正奈緒子、白鳥麗次、星逃田、戸田豚平、千田珍吉等
- ^ 2008年の放送では出番がなかったため、正確にはレギュラー放送終了後の2004年以来の12年間。
出典
- ^ “ラサール石井らおなじみ声優陣「こち亀」8年ぶり新作アニメ放送日決定”. お笑いナタリー (2016年8月8日). 2016年9月19日閲覧。
- ^ “「こち亀」新作は1時間SP!竹内順子らジャンプアニメでおなじみの声優勢揃い”. コミックナタリー (2016年8月8日). 2016年9月19日閲覧。
- 1 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日とは
- 2 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日の概要
- 3 登場キャラクター
- 4 キャスト
- 5 放送局
- 6 関連項目
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