いま、会いにゆきます
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 23:00 UTC 版)
テレビドラマ
いま、会いにゆきます | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 市川拓司『いま、会いにゆきます』 |
脚本 |
飯野陽子 篠崎絵里子 |
演出 |
平野俊一 山室大輔 大岡進 川嶋龍太郎 |
出演者 |
ミムラ 成宮寛貴 黒川智花(回想) 福本有希(回想) 志保(回想) 岡本綾 MEGUMI 中井美穂 武井証 山崎雄也 山本圭 谷啓(特別出演) 生瀬勝久 余貴美子 三田佳子 |
音楽 | 妹尾武 |
エンディング |
ORANGE RANGE 「キズナ」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー | 伊與田英徳 |
制作 | TBSテレビ |
製作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2005年7月3日 - 9月18日 |
放送時間 | 日曜 21:00 - 21:54 |
放送枠 | 日曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 10 |
公式ウェブサイト | |
特記事項: 初回・最終回15分拡大(21:00 - 22:09)。 8月14日、9月11日は放送休止。 |
2005年7月3日から9月18日まで毎週日曜21時 - 21時54分に、TBS系の日曜劇場でドラマ版が放送された。全10回。ただし、8月14日と9月11日(第44回衆議院議員総選挙)は放送休止。初回と最終回は15分拡大して22時9分まで放送された。ミムラと成宮寛貴が夫婦役で出演、息子役は映画版と同じく武井証が演じ、主題歌も同じくORANGE RANGEが担当した。
また、2007年4月から、ハワイでも地上波放送局KIKU-TVで英語字幕付放送された(現地時間日曜20時 - )。英語でのタイトルは"Be with you"。
キャスト(テレビドラマ)
- 秋穂 澪(24) - ミムラ
- 秋穂 巧(25) - 成宮寛貴
- 永瀬 万里子(25) - 岡本綾 - 巧の同僚
- 中学生の澪(回想) - 黒川智花
- 中学生の巧(回想) - 福本有希
- 中学生の万里子(回想) - 志保
- 工藤 明宏(回想) - 三浦春馬 - 高校時代の巧の陸上部のライバル
- 秋穂 佑司(7) - 武井証
- 斉藤 レナ(6) - 重本愛瑠 - 佑司の同級生
- 三浦 沙織(27) - MEGUMI - 佑司の担任の先生
- 小笠原 友也(43) - でんでん - 移動店舗車「UFO屋さん」の店主
- 本郷 尚美(41) - 余貴美子 - 巧の主治医
- 鈴木 八郎(64) - 谷啓 - 巧の上司
- 今井 秀夫(27) - 山崎雄也 - 巧と万里子の同僚
- 菊地 俊輔(38) - 生瀬勝久 - ケーキ店主
- 菊地 あすか(40) - 中井美穂 - ケーキ店主の妻
- 榎田 孝雄(60) - 山本圭 - 澪の父
- 榎田 涼子(55) - 三田佳子 - 澪の母
スタッフ(テレビドラマ)
- 原作 - 市川拓司「いま、会いにゆきます」(小学館刊)
- 脚本 - 飯野陽子、篠崎絵里子
- 音楽 - 妹尾武
- 主題歌 - ORANGE RANGE「キズナ」(gr8! Records / SONY MUSIC Records)
- 演出 - 平野俊一、山室大輔、大岡進、川嶋龍太郎
- プロデューサー - 伊與田英徳
- 制作 - TBSテレビ
- 製作著作 - TBS
サブタイトル
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年7月 | 3日6週間の奇跡 | 飯野陽子 | 平野俊一 | 15.2% |
第2話 | 2005年7月10日 | 授業参観 | 13.0% | ||
第3話 | 2005年7月17日 | 約束 | 篠崎絵里子 | 山室大輔 | 11.5% |
第4話 | 2005年7月24日 | 母の愛 | 飯野陽子 | 大岡進 | 10.9% |
第5話 | 2005年7月31日 | 恋の予感 | 篠崎絵里子 | 平野俊一 | 9.2% |
第6話 | 2005年8月 | 7日三角関係 | 飯野陽子 | 山室大輔 | 9.0% |
第7話 | 2005年8月21日 | わずかな時間 | 篠崎絵里子 | 大岡進 | 9.5% |
第8話 | 2005年8月28日 | 好きです。でも | 飯野陽子 | 川嶋龍太郎 | 9.1% |
第9話 | 2005年9月 | 4日あと一日 | 篠崎絵里子 | 山室大輔 | 10.7% |
最終話 | 2005年9月18日 | 涙の別れ | 飯野陽子 | 平野俊一 | 11.6% |
平均視聴率 11.1%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
小説・映画・ドラマとの違い
- 秋穂家 - 巧・澪・佑司の3人家族で、1年前に病死した澪が雨の季節に帰ってくるという基本構造は同じであるが、巧と澪が中学時代の同級生で高校の時離れてと言うのはドラマオリジナル。原作・映画は高1で出会い大学の時に1度離れる。
- 年齢 - 小説&映画の巧は29歳の設定だが、ドラマ版は演者に合わせて25歳と若く設定された。しかし息子の佑司の年齢は6歳と変えていないため、ドラマ版は巧と同い年の澪は10代で結婚して18, 19歳頃に佑司を産んだ事になった。これに伴い高校・大学での出会いと別れでは成立しなくなるため、ドラマ版では中学・高校での出会いと別れへと下げられた。
- 澪の両親 - 小説&映画では登場しなかった澪の両親が物語の重要な人物として登場する。
- 巧の勤務先 - 小説&映画の巧は司法書士事務所で働いているが、ドラマ版の勤務先は移動図書館。職場によく居眠りしてる上司と20代の女性の同僚がいるという点は小説&映画と同じである。その女性の同僚の名字は映画と同じ永瀬であるが、下の名前は映画と違って、万里子である(映画ではみどり)。その同僚の永瀬が巧と澪の中学時代の同級生というのはドラマオリジナル。
- ケーキ店の夫婦 - 小説にはなかったものの、映画で登場したケーキ店とその主人。ドラマ版では夫婦で登場し、チョイ役だった映画よりも出番が多く重要な役どころとなっている。
- 巧の主治医 - 映画で登場した小日向文世演じる野口医師の代わりの役どころとして、女医が巧の主治医として登場する。
- 全体にドラマ版は小説よりも映画版のストーリーや設定を脚色している。前述のケーキ店店主のエピソードは小説には無かったもので映画からの脚色である。逆にノンプル先生や犬のアレックスのエピソードなど映画に採用されなかった小説のみのエピソードはドラマ版でも採用されていない。
- ^ 日本映画製作者連盟2004統計
- ^ 「いま、会い」のハリウッド・リメイクが決定 映画ドットコム (2005年6月21日)
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