いま、ヒロシマが聴こえる・・・全聾作曲家・佐村河内守が紡ぐ闇からの音とは? わかりやすく解説

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いま、ヒロシマが聴こえる・・・全聾作曲家・佐村河内守が紡ぐ闇からの音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 23:48 UTC 版)

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いま、ヒロシマが聴こえる…〜全聾作曲家・佐村河内守が紡ぐ闇からの音〜
ジャンル ドキュメンタリー番組
出演者 佐村河内守
製作
プロデューサー 大藤潔
制作 テレビ新広島
放送
放送国・地域 日本
放送期間 2009年8月6日
放送時間 15:00-15:55
放送分 55分
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いま、ヒロシマが聴こえる…〜全聾作曲家・佐村河内守が紡ぐ闇からの音〜」は、2009年8月6日テレビ新広島が放送したドキュメンタリー番組である。フジテレビジョン[1]東海テレビ放送[2]テレビ長崎[3]など系列各局でも放送された。

概要

佐村河内守を1年余りにわたって取材[4]。彼が音楽に込めた平和への思いや原爆への憤りを通して、平和の大切さを後世へ伝える趣旨で制作された[5]

広島市出身の被爆2世佐村河内守は、障碍と闘いつつ、「原爆は絶対悪」と訴え、被爆者鎮魂のための曲を作曲(ママ)。できあがった「交響曲第1番」は、2008年9月1日、「G8議長サミット記念コンサート〜ヒロシマのメッセージを世界に〜」(広島厚生年金会館ホール)で初演された[4]

続いて佐村河内は、「被爆という闇と、言葉では表せない深い祈りを感じてもらいたい」[6]として、歌詞のない合唱曲「レクイエム・ヒロシマ(REQUIEM“HIROSHIMA")」を作曲(ママ)。広島の若者たちにこの合唱曲を歌ってほしい、原爆を自分のこととして心に刻め、と願って動き始め[4]、地元の合唱団や学校関係者が呼応した[6][7]。このレクイエムは、2009年5月31日広島平和記念公園で、被爆3世を含む子どもたち126人の合唱によって初演された。平和公園横の親水テラスには、交流のあった野球少年の遺影を手にする佐村河内の姿があった[4]

スタッフ

  • プロデューサー:大藤潔
  • ディレクター:三戸美佳
  • カメラマン:佐々木誠治
  • 編集:清水澄子
  • 音声:石井浩孝
  • 構成:土井芳
  • ナレーター:麻生久美子

[5]

評価

2009年度の放送批評懇談会ギャラクシー賞テレビ部門第47回奨励賞受賞[8]2010年日本民間放送連盟第6回日本放送文化大賞テレビ部門グランプリ候補となった[5]

ゴーストライター問題発覚後

2014年2月5日に佐村河内のゴーストライター問題が明るみに出たことを受け、テレビ新広島は公式ウェブサイトで「取材や制作の過程でチェックをおこない番組を制作したが、気付くことができなかった」と謝罪した[9]

脚注

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