ヒューマニスティックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 品詞の分類 > 修飾語 > 形容動詞 > 形容動詞(心情) > ヒューマニスティックの意味・解説 

ヒューマニスティック【humanistic】

読み方:ひゅーまにすてぃっく

形動

人としての道を重んじるさま。人道的。「—な立場

人間性人間愛などを称揚するさま。「—な作風

人間らしいさま。人間的。「—な心情


ヒューマニスティック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/01 15:11 UTC 版)

ヒューマニスティック
アバンダンド・プールズスタジオ・アルバム
リリース
録音 Qディヴィジョン(ボストン)、
トミー自宅(ロサンゼルス)、
スペース・スラッカー・インターナショナル(シルバーレイク)
ジャンル オルタナティヴ・ロックインダストリアル・ロック
時間
レーベル エクスタシー・レコード・インターナショナル/ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ポール・Q・コルデリー、シーン・スレイド、トミー・ウォルター
アバンダンド・プールズ 年表
ヒューマニスティック
(2001年)
『ザ・リヴァーブ・EP』
(2005年)
テンプレートを表示
専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
オールミュージック [1]
ポップマターズ 好意的[2]

ヒューマニスティック』(Humanistic) は、アバンダンド・プールズのデビュー・アルバム。2001年9月にエクスタシー・レコード・インターナショナルから発表された。収録曲のうち2曲が共同で作詞・作曲されているが、トミー・ウォルターのソロ作品である。新曲のほか、テリーやメトロマックス時代に制作した楽曲もいくつか収録された。

「レメディー」「ブラッド」のようなダークで陰鬱、時にアグレッシヴな楽曲と、「スタート・オーヴァー」「サニー・デイ」に見られる、より静かでアップビートな楽曲の対照性がこのアルバムの特徴である。暗い歌詞のテーマにキーボードが皮肉めいた明るい旋律を奏でる「ルーイン・ユア・ライフ」、激しいコーラスの「フルオレセイン」のほか、様々な収録曲で不明瞭なボーカル・レコーディングがフィーチャーされているなど、明らかなインダストリアル・ロックの要素が見られる。また、シンセ・エフェクトを使用した楽曲も数多い。フレンテ!のアンジー・ハートが、バッキング・ボーカルとして4曲に参加しており、ハートのハーモニー・スタイルとウォルターのアンドロギュノスな声質がユニークな化学反応を聴かせている。

ツアーとプロモーション

『ヒューマニスティック』は2001年9月に発表されたが、主なプロモーションは2002年初頭から半ばまでの間に行われた。その結果、アルバムとそのシングルは2002年3月までチャート入りせず、ピークを記録するのは5月ごろであった。ツアーでは、サポート・メンバーとしてリア・ランディとブライアン・ヘッドがベースとドラムスで参加した。全米ツアーは成功を収め、ガービッジレニー・クラヴィッツらとともにヘッドライナーを務めたりもした。

アルバムのリード・シングル「レメディー」はミュージック・ビデオも制作され、MTV2で回数多く放送された。第2弾と第3弾ビデオ/シングルとして「マーシー・キス」と「モンスター」も制作されたが、後者はツアーの映像を使用しており、ずっと後になってMTVのウェブサイトで公開に至った。「スタート・オーヴァー」は2002年3月に発表された『ヴァン・ワイルダー』のサウンドトラックに収録された。

2002年6月5日放送の『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』と、同年6月26日放送の『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・クレイグ・キルボーン』に出演し、「レメディー」を演奏した。同年11月に放送開始になったMTVのアニメ番組『クローン・ハイ』では、『ヒューマニスティック』の収録曲が数多く使用されており、「スタート・オーヴァー」は番組のエンディング・テーマに使用された。2003年2月の『クローン・ハイ』終了後、主にエクスタシー・レコード・インターナショナルの解散を理由にツアーが中止になった。

批評

アルバムは総じて高い賞賛を受けた。ポップマターズのジェイソン・トンプソンは『ヒューマニスティック』をビリー・コーガンのソロ作と比較した上で、『ヒューマニスティック』をより高く評価した。トンプソンは「素晴らしいアルバムであり、エレクトロ・ポップの傑作として見なすことができる」「ウォルターはヘヴィネスを維持しながら、羽毛のように軽快なデンス・ポップ作品を生みだす才能がある」と公言した。オールミュージックのトム・ジュレックは、31歳のウォルターは「子供」だと何度も言及しながらも、ウォルターを「傷つきやすく、道に迷った感情を、群を抜くには充分なほどロックな言葉で表現するそのスタイルは、まさにハード・ロック版のトミー・グノーシスである」と表現した。

収録曲

全作詞作曲:特記なき限りトミー・ウォルター。

  1. 「レメディー」(The Remedy) - 3:57
  2. 「マーシー・キス」(Mercy Kiss) - 3:17
  3. 「スタート・オーヴァー」(Start Over) - 4:03(トミー・ウォルター、ピート・パゴニス)
  4. 「モンスター」(Monster) - 3:49
  5. 「ブラッド」(Blood) - 4:13
  6. 「サバーバン・ミューズ」(Suburban Muse) - 3:50
  7. 「サニー・デイ」(Sunny Day) - 4:02
  8. 「L.V.B.D.」(L.V.B.D.) - 3:27
  9. 「ルーイン・ユア・ライフ」(Ruin Your Life) - 3:45
  10. 「ネヴァー」(Never) - 3:38(トミー・ウォルター、ピート・パゴニス)
  11. 「シード」(Seed) - 3:30
  12. 「フルオレセイン」(Fluorescein) - 4:19

パーソネル

チャート成績

アルバム
チャート 最高順位
2002年 ヒートシーカーズ 12
トップ・ヒートシーカーズ (Northeast) 4
トップ・ヒートシーカーズ (East North Central) 10
トップ・ヒートシーカーズ (Pacific) 9
トップ・ヒートシーカーズ (Middle Atlantic) 8
シングル
シングル チャート 最高順位
2002年 「レメディー」 Hot Adult Top 40 Tracks 35
Hot Modern Rock Tracks 27

脚注

外部リンク




品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒューマニスティック」の関連用語

ヒューマニスティックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒューマニスティックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒューマニスティック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS