ハース効果とは? わかりやすく解説

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ハース‐こうか〔‐カウクワ〕【ハース効果】

読み方:はーすこうか

方向異な2つ音源から音が聞こえたとき、わずかに早かった方のみを音源として認識する現象1949年ドイツ音響心理学ヘルムートハース発見音の到達時間の差が0.04秒以上であれば、別の音源として認識される先行音効果


ハース効果 [Haas effect]

同じ音が複数方向から同音量で聞こえた場合、最も早く到達した音の音源方向定位偏って聞こえ現象
左右2個のスピーカーで全く同じ音を同じ強さ再生すると、その中間位置音像知覚される。この状態で左の音にすこし遅延加え時間遅らせて再生すると、音像中間位置より右側定位しているように聞こえる。

ハース効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 07:16 UTC 版)

ハース効果(ハースこうか、別名:先行音効果)とは、2ヶ所から同じ音が聴こえてきた時、時間的に先に聞こえた方に音源があると耳が勝手に認識する現象である[1][2]


  1. ^ ハース効果 楽器音響札幌ホームページ 2020年11月22日閲覧
  2. ^ 音像定位、ハース効果ARIホームページ 2020年11月22日閲覧


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