音響心理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/17 23:03 UTC 版)
音響心理 (おんきょうしんり)とは、耳に到達する物理的な気圧変化(Pa)を音として知覚する際の関係を科学的に分析、探求したもの。
最も古く、普及しているのは、ステレオフォニックで一つの音源を二つのスピーカーから同じ音の大きさで拡声したとき、二つのスピーカから同一の距離に位置してその音を聞くと二つのスピーカーの間の真中からその音が聞こえる(そこに実際の音源がないので音像 (Sound Image)と言う)。
またこの状況で左側の音を少し小さくすると音像はスピーカの真中(真正面)から少しだけ右側に移動する。左のスピーカの音を止めると右側のスピーカーの位置から音が聞こえる。
さらに二つのスピーカーの真中から音が聞こえる状態で、左のスピーカーの音を少しだけ遅延させると音像はスピーカの真中(真正面)から少しだけ右側に移動する。これをハース効果(第一波面の法則)という。
関連項目
音響心理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 06:48 UTC 版)
音は人間の心理的感覚に直結した物理現象であるため、心理学的、統計学的に研究が行われた。その範囲を音響心理学という。この分野は音に関して、心理学的分野が含まれる。
※この「音響心理」の解説は、「音響学」の解説の一部です。
「音響心理」を含む「音響学」の記事については、「音響学」の概要を参照ください。
音響心理と同じ種類の言葉
- 音響心理のページへのリンク