緩和曲線
高速道路や高速テストコースなどで、直線部と旋回部を滑らかにつなぐために設ける曲線をいう。旋回部に進入するときのハンドル操作や、そのときに生じる車体の上下動、ローリングやヨーイングの変化を滑らかにして、ドライバーの負担を軽減しクルマの不安定な挙動を低減する効果がある。おもな緩和曲線としては滑らかな進路の変化に重点をおいたクロソイド曲線とレムニスケート曲線、直進の平坦部から旋回のパンクに移行するときに生じる、ローリングの不連続感を人間が感じる限界値以下にすることに重点をおいたマコンネル曲線がある。
参照 クロソイド曲線、マコンネル曲線、レムニスケート曲線- transition curveのページへのリンク