tetanyとは? わかりやすく解説

テタニー【tetany】

読み方:てたにー

全身主として手足筋肉痙攣(けいれん)する状態。副甲状腺機能障害のときなどにみられ、血液中のカルシウム濃度低下するために起こる。


テタニー

(tetany から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/09 09:48 UTC 版)

テタニー
概要
診療科 神経学, 内分泌学
分類および外部参照情報
ICD-10 R29.0
ICD-9-CM 781.7
DiseasesDB 29143
MeSH D013746
GeneReviews

テタニーとは、手足に起きる痺れである。症候の一つ。

病態

血液中のカルシウムマグネシウムの減少(低カルシウム血症低マグネシウム血症)によって起こる。 軽症のものでは口周囲や指先のしびれ・ピリピリ感などの知覚異常が出現し、症状が強くなると手足の筋に強い拘縮が起こり、手足の屈曲が数分間持続する。

重症の場合は、喉頭筋、呼吸筋、全身の筋にまで及ぶ。

原因

副甲状腺機能低下症過換気症候群くる病バーター症候群原発性免疫不全症候群原発性アルドステロン症アシドーシスとアルカローシス、新生児テタニーは低カルシウム血症で起こる。低マグネシウム血症ではグラステタニーが起こる。

症状

痙攣、易刺激性、筋攣縮、振戦嘔吐、嗜眠状態、チアノーゼなどが出現する。

検査

心電図では、QT波延長。

治療

痙攣では、グルコン酸カルシウムを投与。




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