すくい角
レーキ角ともいう。モノを切削するための刃のすくい面と、切削方向と垂直な面との角度。切り屑の逃げの役目をもち、+方向(ポジ)と-方向(ネガ)の2つがある。すくい角が大きければ切り屑は逃げやすくなるが、刃先は鋭利になり弱くなる。一般的に使われる高速度鋼(ハイス)刃物は+逃げ角だが、硬いが少しもろい超硬合金の刃物(バイト)は一角度を使うことが多い。なお、被削材によっても硬さや切削抵抗が違うので、すくい角はおのおの選択する必要がある。また仕上げ面側の工具の角度を逃げ角という。
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