public, protected, private
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 23:51 UTC 版)
「キーワード (C++)」の記事における「public, protected, private」の解説
クラスメンバと継承のアクセス制御に用いられる。 publicはクラスの外部からも自由にアクセスできる。 protectedは宣言したクラス自身とその派生クラスからアクセスできる。 privateは宣言したクラスの内部からしかアクセスできない。 Javaなどとは違い個々の宣言に付けるものではなく、見た目には関数内でラベルを指定するのと似ている。1度指定すると他の指定がなされるか、クラスの宣言が終わるまでは指定した制御が続く。 class foo{ int n; //classであり、まだアクセス制御が指定されていないのでprivateになるpublic: foo(int); //コンストラクタ ~foo(); //デストラクタ int getN(); //メンバ関数 //ここまでの3つはすべてpublicになるprotected: void setN(int); //protectedになる}; //クラス宣言の終わりには ; が必要。 class hoge : private foo //private継承 外部からはhogeのインスタンスを通じてfooのメンバにはアクセスできない。{public: using foo::getN; //このように個別にアクセス制御を上書きすることもできる。 hoge(); ~hoge();};
※この「public, protected, private」の解説は、「キーワード (C++)」の解説の一部です。
「public, protected, private」を含む「キーワード (C++)」の記事については、「キーワード (C++)」の概要を参照ください。
- public, protected, privateのページへのリンク