logopenic型原発性進行性失語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 09:08 UTC 版)
「原発性進行性失語」の記事における「logopenic型原発性進行性失語」の解説
logopenic型原発性進行性失語はGorno-Tempiniらが2004年に原発性進行性失語の第3の亜型として提唱した臨床症候群である。中核症状は自発語および呼称における換語障害と文の復唱障害である。自発語は速度が遅く、喚語困難のためしばしばポーズがあるが明らかな失文法はない。単語理解も保たれている。以上から進行性非流暢性失語や意味性認知症とは区別される。左側頭頭頂接合領域、すなわち後部側頭葉、縁上回、角回における萎縮が認められる。
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