goto文論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:22 UTC 版)
「構造化プログラミング」を提唱していたコンピュータ科学者らの一人であったダイクストラは、1968年に“Go To Statement Considered Harmful”(Go To 文は有害とみなされる)という刺激的なタイトルの記事を国際学会ACMの学会誌Communications of the ACMに投稿し、論争を巻き起こした。こんにちでは構造化プログラミングに関してその名前だけが最もよく知られている論争となっている。その内実は言葉の有名さの割には全く知られていないし、内容や意味の理解は時代の変遷によって、かなり難しくなっていることも確かである。クヌースの言葉を借りるならば、「go to 文除去の話の二番目の場面は,多くの人たちが第一幕だと思っている事実である。」。 また considered harmful というフレーズはその後、しばしば似たような深刻な、あるいは軽妙な論争に関して付けられるものとなっている。
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