exec システムコール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:29 UTC 版)
「オーバーレイ (コンピュータ用語)」の記事における「exec システムコール」の解説
詳細は「exec」を参照 オペレーティングシステムでは、新しくプログラムを起動する時に、同時にそれを実行するプロセスを新規に作る、という方式を採ると、起動元との資源の共有などが煩雑になる、という問題がある。 そこで、まず元のプロセスとほとんどの資源を共有したクローンのような新しいプロセスを作り、次に新しいプロセスが実行するプログラムを、実行したいプログラムに入れ替える、という2段階に分ける、という方式がある。この2段目の入れ替えは、前節のオーバーレイとほぼ同じものであるため、そのように呼ばれる(ことがある)。 Unixでは、fork()システムコールで動作中プロセスの子プロセスとしてプロセスをクローンし、exec()システムコールでそこに新たなプログラムをオーバーレイする。
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