境界層厚さ
粘性の小さい流体が速度Uで流れているなかに、例えば薄い平板が置かれた場合、板の表面の速度は0で、表面からわずかの距離でUまで増加する。この範囲が境界層で、境界層の厚さを3、板の長さをl、流体の密度をρ、粘性率をμとすると、ρ/lはρlU/μの平方根に逆比例する。PlU/μは次元のない数でレイノルズ数と呼ばれ、水や空気などの粘性の小さい流体の流れではきわめて大きいから、ρはlに比べてきわめて小さく、粘性が境界層は薄くなる。風洞実験などでは、便宜上、境界層内の風速が断面平均風速の99%となる点までの距離を、境界層厚さと定義することがある。
参照 境界層形状係数 (境界層流)
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形状係数(けいじょうけいすう)とは、流体力学で用いられる無次元量の一つ。以下の公式で求められる[1]。
「boundary layer thickness」の例文・使い方・用例・文例
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