購入品検査
自動車メーカーでは、組み付ける部品の半分以上を部品メーカーから購入している。この購入部品の受入れ時に検査するの購入品検査である。量産車の部品は点数、数量とも多量のため、一般的には抜取り検査あるいは部品メーカーの実績や能力によっては、自主検査に任せるというのが普通である。ただし、量産開始の初期には初物検査と称して部品メーカーが検査データを提出し、自動車メーカーの受入れ検査員がチェックする。また量産時点でも、重点部品は定期的にデータの提出を義務づけることも多い。部品メーカーの製造現場で工程をチェック(工程監査)し、品質が保証できる状況を確認することによって、人品検査の代用とする場合もある。
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